
「分からないこと」が生じたとき、どのように行動するかには、その人の考え方や人となりが表れます。元銀行員の筆者と共に考えてみましょう。
自分で調べる習慣が身に付いている
お金持ち体質の人は、「分からないこと」があったときに、自分で調べる習慣が身に付いています。
調べるときにも、1つの情報源だけを頼りにするのではなく、複数の情報を集め、自分が知りたかったことを確認していきます。
複数の情報源を調べると、書かれている内容が異なり、どれが正しいのか分からなくなることもあります。そのようなときには、まず官公庁や企業などの公式Webサイトを確認し、根拠となる情報を探します。
一方、貧乏体質の人は、「分からないこと」があったとき、自分で調べるよりも「誰かに聞く」ことが中心になりがちです。
もちろん、詳しい人に聞くこと自体が悪いわけではありません。ただし、聞いた内容を自分で確かめず、そのまま信じてしまうのは考えものです。自分で調べる場合も、検索結果の上位に出てきた1つの情報だけを見て、「これが正しい」と判断してしまう傾向があります。
間違っていたとき、責任は誰にある?
お金持ち体質の人であっても、貧乏体質の人であっても、「分からないこと」を調べた結果、得た情報が間違っていたということはあり得ます。
そのようなときに、どのように対応するかにも、お金持ち体質の人と貧乏体質の人との違いが表れます。
お金持ち体質の人は、自分で調べて判断した結果であるため、「その判断をした責任は自分にある」と考えます。そして、なぜ間違えたのかを振り返り、次に生かそうとします。
一方、貧乏体質の人は、「教えた人が悪い」「うその情報を出した人が悪い」と、他人に責任を求めてしまいがちです。
もちろん、誤った情報を発信した側に問題があることもあります。ただし、情報をどのように受け止め、最終的にどう判断するかは自分自身です。
分かったつもりにならず、情報の裏を取る
今は、得ようと思えばいくらでも情報を得られる時代です。しかし、情報が多いからこそ、その中から信頼できるものを見つけ、自分で判断しなければなりません。
分からないことがあったら、納得できるまで調べる。1つの情報だけで分かったつもりにならず、別の情報源でも裏を取る。必要であれば、専門家に確認することも大切です。
お金持ち体質の人は、このように情報の裏を取り、自分で判断することの大切さを理解しています。
「誰かが言っていたから」と人任せにするのではなく、自分で調べ、自分で考える習慣を身に付けることが、お金持ち体質へ近づく第一歩になるのではないでしょうか。







