
定期預金は、一度に預ける方法にも、時期や金額を分けて預ける方法にも、それぞれメリットがあります。元銀行員の視点から、定期預金を上手に活用するための考え方を解説します。
定期預金は使うタイミングによって期間を分ける
金利の高い定期預金を見つけると、手元のお金を一度に預け入れたいと考える人もいるでしょう。
確かに、まとまったお金を一度に預けることで、より高い金利が適用される商品もあります。
一方で、まとまった資金を1本の定期預金に預けてしまうと、途中でお金が必要になった場合、中途解約によって本来予定していた利息を受け取れないことがあります。
そのような事態を避けるためにも、預ける時期や満期を分散しておくという考え方もあります。
分散するときは何を基準に考える?
定期預金を分散するときは、自分が何を重視するのかを考えることが大切です。
例えば、使う予定の時期に合わせて預入期間を決める方法があります。3カ月後、半年後、1年後、2年以上先など、使うタイミングに合わせて預ければ、中途解約を避けやすくなります。
また、預ける金額を分ける方法もあります。
金融機関によっては預入金額によって金利が変わる商品もありますが、高い金利を優先して1つにまとめてしまうと、必要になったときに大きな金額を解約しなければならず、結果として使い過ぎてしまうこともあります。
数十万円単位など、自分が使いやすい金額で分けておくことも1つの方法でしょう。
さらに、旅行や住宅のリフォーム、子どもの教育費など、目的ごとに定期預金を分ける方法もあります。目的が明確になるため、運用期間も決めやすくなります。
自分なりのルールを決めて預け入れる
基本的には、時期を分けて預け入れる方法がおすすめです。
とはいえ、どのように期間や金額を分けるかは、定期預金の金利や最低預入金額、預入期間など、それぞれの商品の特徴も踏まえて判断することが大切です。
また、自分なりのルールを決めて預けるのもよいでしょう。
大切なのは、中途解約のリスクを減らすこと、必要以上のお金を使ってしまうことを防ぐこと、そして目的に合わせて効率よくお金を管理することです。自分に合った方法で、無理なく定期預金を活用していきましょう。







