物価高などによって、家計を見直すタイミングが増える人も多いでしょう。結婚や出産、子どもの進学などライフステージの変化が重なると、日々のやりくりへの影響はより大きくなります。
All About編集部は全国20~60代の200人を対象に「本気で家計を見直した瞬間」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、子どもの進学にともなう教育費の増加と自身の減収が重なったことで家計を見直した、兵庫県に住む50歳女性のエピソードを紹介します。
回答者プロフィール
・年齢:50歳
・家族構成:既婚(子あり)
・世帯人数:4人
・雇用形態:パート
・職業:販売・接客
・世帯年収:400万~500万円
・貯蓄額:約200万円
「このままでは将来が不安だ」
女性が人生で最もお金の不安を感じたのは「40代前半」のころ。子どもの成長に伴う出費の増加と、自身の働き方の変化が重なった時期でした。
「子どもが小学校に入学したころ、教育費が増え始めた一方で、私のパート勤務の収入が減り、家計が厳しく感じました」
生活コストが上がるタイミングでの減収は、じわじわと口座の残高を圧迫していったと言います。
「入学準備や習い事の費用が重なり、月末には貯金を取り崩さないと生活できない状況でした。通帳の残高が減っていくのを見るたびに『このままでは将来が不安だ』と強い焦りを感じました」と、当時の切実な心境を振り返ります。
それまで目を背けていた家計の現実に直面し、強い危機感を覚え始めたそうです。
クレジットカードの請求額に追われ、固定費の整理へ
そんな女性が「本気で家計を見直そう」と決意した直接のきっかけは、1枚の明細でした。
「クレジットカードの請求額が予想以上に膨らみ、支払いに追われたことが直接のきっかけでした」
毎月の支払いに追われる生活に危機感を抱いた女性は、すぐに行動を起こします。まずは手を付けやすい固定費の整理から始めました。
「固定費を整理し、不要なサブスクを解約。家計簿アプリで支出を可視化しました」
スマートフォンで手軽に管理できるアプリを取り入れたことで、何気なく使っていた無駄遣いの洗い出しに成功。その結果、それまで毎月のように取り崩していた家計から一転、毎月2万~3万円を確実に貯蓄に回せるようになり、少しずつ安心感が戻ってきたそうです。
もしもあのとき、本気で家計の見直しを決意していなかったらどうなっていたか尋ねると、「貯金が減り続け、教育費や老後資金に備えられず、常に不安を抱えた生活になっていたと思います」と女性は話します。
教育費と老後資金を計画的に準備していきたい
危機感をきっかけに自身の行動を見直したことで、現在は家計をコントロールできているという女性。この経験を踏まえたうえで、これからの家計や暮らしの目標について教えてくれました。
「無理なく貯蓄を続け、教育費と老後資金を計画的に準備。生活の質を落とさず、堅実で安心できる暮らしを目指したいです」
<調査概要>
本気で家計を見直した瞬間に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施期間:2026年5月27日~28日
調査対象:全国20~60代の200人(男性:50人、女性:147人、回答しない:2人、その他:1人)
※回答者のコメントは原文をベースに一部整えています。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






