現役時代と比べて、老後になって増えてくるのが自由な時間。今ならゆっくりと旅を楽しめると感じる一方で、シニアは体力や費用、持ち物の心配もありますよね。
では、実際にシニア世代はどのように旅行を楽しんでいるのでしょうか。シニアがシニアにおすすめする夏の旅行先はどこ? All Aboutが実施したアンケート調査から、シニアの旅のエピソードをご紹介します。
回答者プロフィール

ペンネーム:redfreesia
年齢・性別:69歳・男性
同居家族構成:本人、妻(65歳)
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:東京都
現在の現預金:3000万円、リスク資産:なし
現在の収支(月額)
ひと月の収入:36万円(世帯の年金額)
ひと月の支出:約30万円
行ってよかったシニアの夏の旅先は奈良の明日香村周辺
現役引退後は「1年に1回程度、夫婦ふたり旅」をすることが多いと言う、redfreesiaさん。
シニアになって行ってよかった夏の旅先は、「2024年9月に妻と訪れた2泊の奈良、明日香村周辺」だそう。「結婚した時に、新婚旅行で行った場所だった」ことから、とりわけ思い出に残っていると言います。
旅では「甘樫丘(あまかしのおか)や飛鳥寺、石舞台古墳、橘寺、亀石、高松塚古墳、橿原神宮(かしはらじんぐう)を訪れ、宿泊先はグランドメルキュール奈良橿原」を選んだとのこと。
「高松塚古墳は、その周辺も含め、新婚旅行で行った時のままだったので、とても懐かしかったです。ホテルの大浴場は広い上にとてもきれいだったので、快適でした。朝食はホテルのバイキングでしたが、品数が豊富な上、どれも大変おいしかったです」と振り返ります。
なお移動には「東海道新幹線と在来線」を利用。旅行にかかった費用は、夫婦で「交通費4万8000円、宿泊費3万3000円、外食費2万円、レンタサイクル代2000円、拝観料など3000円、土産代8000円」とあり、総額11万4000円ほどとなったようです。
「思っていたよりも拝観料が安くお得感があった」
「明日香村周辺のいろいろな史跡を見て回りましたが、思っていたよりも拝観料が安く、お得感がありました」とredfreesiaさん。
意外だったこととして、「明日香村周辺は比較的なだらかな上、観光名所がわりと狭い範囲にまとまっているので、レンタサイクルで観光しましたが、案外よかったです」とのこと。
同じ場所を訪れる人に向けて「明日香村の史跡を回るのなら、絶対にレンタサイクルがお勧めです。1日借りてもたったの1000円だし、小回りが利くし、どこにでも停めて見て回れるので便利です」と勧めます。
さらに、「今後は、他の旅行先でもレンタサイクルを使ってみようと思っています。最近では電動自転車が主流になってきているので、坂の多い観光地でも心配なさそうです」と語られていました。
「荷物は事前に宿泊ホテルへ配送し、当日は身軽に」
年金生活における旅費のやりくりについては、「私と妻の年金収入の合計が月当たり36万円で、月当たりの支出が30万円です。大きな支出がない限り、月当たり約5万円から6万円が黒字となるので、それをためて旅費として使っています」と説明。
最後に、これから旅行を計画している同世代に向けて、「シニア旅行のコツは、移動や観光を詰め込みすぎない『ゆとりある計画』を立てることです。また、急な体調変化に備えて健康保険証とお薬手帳のコピー、さらに常備薬は日数分より少し多めに持参すると安心です。荷物は、できれば事前に宿泊ホテルへ配送し、当日は身軽にしておくといいでしょう」とアドバイスされていました。
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