
物価高が続く中、以前のように気軽に旅行ができなくなったと悩む人も多いのではないでしょうか。しかしそんな中でも、工夫を凝らして旅を楽しみ続けている人たちがいます。
All About編集部は全国20~60代の200人を対象に「物価高でも旅を楽しむ人の『家計やりくり』調査」を実施しました。今回はその中から、福岡県に住む26歳男性のエピソードを紹介します。
日常とは別世界、蔵王の雪景色に感動
【回答者プロフィール】
・年齢:26歳
・家族構成:独身(子なし)
・雇用形態:正社員
・職業:営業職
・年収:450万円
・貯蓄:750万円
最近、男性が行って感動した旅先は「山形・蔵王」だそう。どんな思い出ができたのでしょうか。
「九州に住んでいるのですが、蔵王は標高が高いところまで登ると、気温がマイナス12度にもなっていて、日常とは完全に別世界の雪景色でした」
真っ先に削ったのは「インターネット代」
旅行を満喫した様子の男性ですが、物価高の中でどのように旅行代をやりくりしているのでしょうか。真っ先に削った支出について聞くと「インターネット代」と答え、月5000円ほどを削減したといいます。なぜ、そこを削れたのでしょうか。
「スマホが使い放題のプランで、オンラインゲームもやらなくなったので、家のホームルーター型のWi-Fiが不要になったのです。それで解約しました」
使わなくなったものを見直して、固定費をすっきりさせる。生活スタイルの変化に合わせた、無駄のない削り方です。
食事は我慢せず、飛行機は早朝・平日便で
固定費は見直す一方で、男性が「ここは我慢しない」と決めているのが、旅先での食事です。
「その地域ごとの特産物やグルメをおいしく食べることが、旅行の醍醐味(だいごみ)だと感じているからです。多少値段が高くても、旅先の食事代は我慢せずに支払います」
とはいえ、移動費では物価高を実感しているそう。そこで、フライトの選び方を工夫しています。
「往復の飛行機代が、この数年でかなり値上がりしたと感じています。その対策として、週末のフライトを避けたり、朝早い時間の便を選んだりしています」
譲れない旅先の食事は守りつつ、値上がりした移動費は便の選び方で抑え、メリハリのある調整を行っています。
旅は「貯めたお金を使うちょうどいいタイミング」
男性にとって旅行はどのような存在なのか、物価高でも旅行を諦めない理由を聞きました。
「普段はあまり娯楽にお金を使わず、貯金に回しています。旅行は、その貯めたお金を使うちょうどいいタイミングだと考えているので、年に一度や二度は行きたいです」
最後に、今後の「旅とお金の付き合い方」について考えていることを聞きました。
「旅行は必ず生活に組み込まなければならないものではありませんが、日常から離れるのも、大事な時間の1つではないかと考えています」
普段コツコツ貯めたお金を、旅で気持ちよく使う。メリハリのあるお金との付き合い方は、物価高の時代に旅を楽しみ続ける1つの形かもしれません。
<調査概要>
物価高でも旅を楽しむ人の「家計やりくり」調査
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月9~10日
調査対象:全国20~60代の200人(男性:53人、女性:147人)
※回答者のコメントは原文をベースに一部整えています。
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