
冷蔵庫の中で飲料などの中身をこぼして濡らしてしまうのはよくあることです。しかし何かをこぼした心当たりがないのに冷蔵庫内や床が濡れている場合、不具合が起こっているかもしれません。原因は一体何なんでしょうか。
原因1. ドアの閉め忘れや半ドア状態
冷蔵庫の中が濡れる原因で最も多いのは、ドアの閉め忘れや、半ドアの状態になってしまい、外気との温度差から結露が発生するケースです。しっかり閉めたつもりでも、実際には最後まで閉まっていなかったり、食品が挟まって少しだけ開いたままになっていることがあります。
さらに、フレンチドアタイプの場合は、左右のドアの間をふさぐ「回転仕切り部(センターフラップ)」が正しく動かず、ドアが完全に閉まらないことが起こりやすいです。そのため、扉を閉めた後は、きちんと閉まっているかしっかり確認しましょう。
もし、ドアが確実に閉まっているのに結露が見られる場合は、ドアパッキンが劣化したり変形したりして、すき間ができている可能性があります。どこにすき間があるか確認したいときは、メモ用紙などを冷蔵庫本体とドアパッキンの間に挟み、引っ張ってみてください。簡単に抜ける場所があれば、そこにすき間ができている可能性が高いです。
原因2. 給水タンクの水漏れ
給水タンクの周辺が濡れている場合は、給水タンクから水が漏れている可能性が高いです。まず、「満水」線を超えて水を入れていないか、フタがしっかり閉まっているか、給水タンクが奥まで正しくセットされているかを確認してください。
また、給水タンクに割れやヒビが入っていることも考えられます。その場合にはパーツの交換が必要になるため、メーカーへ相談しましょう。
原因3. 故障や停電での水漏れ
冷却機能が停止すると、庫内で結露が発生したり、冷却器に付着した霜や冷凍庫・製氷室の氷が溶けてしまい、その結果、本体背面の水受け皿から水漏れが起きることがあります。もし停電などの外的要因がない場合は、故障の可能性が高いため、まずはメーカーに相談し、修理を依頼しましょう。また、床まで水が濡れている場合、気づかず放置すると、床を傷めたりカビが発生する恐れがあります。そのため、冷蔵庫を動かして、乾いた布でしっかりと水分を拭き取っておくことが大切です。
このように、冷蔵庫内の水滴は結露によるものが多いですが、繰り返し発生する場合は故障のサインかもしれません。まずは濡れている場所をきれいに拭き取ってから、結露や水漏れの発生場所を確認し、再発するかどうかもチェックしましょう。







