由緒ある神社仏閣で二年参り・初詣
善光寺 |
●北信州:善光寺 (長野市)
信州の二年参り・初詣と言えば、筆頭は県都長野市にある善光寺さん!お参りすると極楽往生が出来るという有り難いお寺です。宗派に関係なく参拝できるので参拝客が絶えません。ご本尊は、一光三尊阿弥陀如来像ですが、勅命により秘仏で、誰も見たことがありません。7年に一度、分身の前立本尊が「ご開帳」されます。最近では一昨年(2004)がそれにあたり、4月から5月末まで行われました。 現在三門保存修理工事中(~平成19年末)。蔵の町善光寺門前町も変貌しています。
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信濃国一之宮諏訪大社下社秋宮 |
信州の神社に詣でるなら筆頭は信濃国一之宮の此処。諏訪大社は我が国最古の神社の一つで、全国一万余の諏訪神社の総本社です。主祭神は建御名方命(たてみなかたのみこと)と妃神:八坂刀売命(やさかとめのみこと)。諏訪大社は上社(本宮・前宮)と下社(春宮・秋宮)の四社からなりますが、温泉宿に 泊るなら秋宮がおすすめ。八坂刀売命がいらっしゃいます。実際この神社に詣でると、厳かな気分になり、二年参り・初詣に相応しい神社です。諏訪大社で7年に1度行われる天下の奇祭り「御柱祭」は、寅年と申年に行われます。最近では一昨年平成16年(2004年)に行われました。
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●別所北向観音&生島足島神社 (上田市)
◎ 北向観音堂:
信州の鎌倉「塩田平別所温泉」にあります。「現世離厄」の「千手観世音」に、「未来往生」を説く善光寺が南面しているところから”善光寺だけでは片詣り”になると言われ、善光寺とともに「厄除観音」として広く信者の帰依を得ている観音堂です。
生島足島神社の鳥居 |
日本全体の国の御霊として 万物を生育させる生国魂(いくたま)の神と、万物に満足を与える足国魂(あしくにたま)の神を祀る由緒ある神社。神代の昔建御名方命が、諏訪の地に下向の途次、米粥を煮て献じられた古事は、今なお最大の重儀である御籠祭という神事で継承されています。また甲斐(今の山梨県)の武田信玄が、越後の上杉謙信と第4次川中島の戦いの前に、ここで先勝祈願!その祈願状と武田家臣の起請文83通が保存展示してあります。
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◎ 上田地方の初詣ライブ
天台宗信濃五山:古刹光前寺本堂 |
二つのアルプスの見える街、駒ヶ根市にあります。天台宗信濃五山の一つで現役の古刹。仁王門をくぐり杉並木の参道の石垣には自生の光苔が見られます。本堂も立派。正月には護摩を焚いて祈祷して頂けます。ジュビロ磐田の本拠地静岡県磐田市とは、霊犬早太郎がとりもつご縁で、寺のある駒ヶ根市と姉妹都市となっています。
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●中信州:穂高神社 (安曇野市穂高)
安曇族の祖「穂高見命(ほたかのみこと)」を祀る神社です。里宮と奥宮からなり、奥宮は上高地明神池の畔に、里宮はJR)大糸線穂高駅の近くにあります。今は日本アルプスの総鎮守として、交通安全の守神として信仰を集めています。山を愛する方なら一度は参拝したい神社。
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・イベント情報:恒例 ゆく年くる年 干支飾り・新年ロビーコンサート・新春恒例:きび餅つき振る舞い餅あり!(参加費無料)あり
続いて次ページで
「山頂・船上から迎える初日の出」を紹介 >>
《関連サイト》:
・二年参り・初詣!信州の代表的神社・古刹情報
・平成18年版:06/12/19