長野の観光・旅行/長野の温泉

信州秋山郷の秘湯「のよさの里」に泊まる(2ページ目)

のよさの里・牧之の宿は信州秋山郷(長野県栄村)の秘湯上野原温泉にある。信州百名山苗場山の宿で、豪雪でも年中無休!温泉は源泉の湯。夕食は豊かな自然の幸を使った郷土料理「お庚申料理」がある素敵な宿だ

執筆者:森 俊二

秘湯!上野原温泉の露天風呂に浸かる

露天風呂は岩組み
露天風呂から正面の鳥甲山の勇姿が見える筈だが、生憎の曇空!山は雲の中(⇒ 一昨年の春にここへ来た時撮った鳥甲山の景色
夕食前に、渡り廊下を渡って露天風へ入りに行ったのだが、 途中感じたのは、 ここは全く音が無い静寂そのものの世界だった事だった。 外には大きなコウモリが外灯のまわりを舞っていた。

露天風呂には星空があった。 こんな星空は最近では見たことが無かったので、 深夜も素敵な夜が見られるかと思って楽しみにしていたのだが、 夕食後に入りに行ったら、 雲に遮られたのか、もう見えなかったのでがっかりしてしてしまい、 長い廊下を引き返してしまったほどだった。 露天風呂は深夜でも入れる24時間制だったのに…
天気予報は翌日は快晴だと言っていたが、 朝起きた時は小雨が降っていた。 楽しみにしていた「露天風呂から見える筈の鳥甲山の勇姿は、雲の中」 だったので残念だった。

源泉は、 栃の原高原の近くにある源泉「湯の原」から引いて来ているのだそうだ。 勿論、源泉の湯だが、湯量が少なく、掛け流しとはいかないらしい。

本家の内湯で温まる

内湯は本館にある
露天風呂は、岩組みで広いのだが、夜は湯量が少なく温度も低いので 寝る前に内湯の方へ入ってみた。
内湯の方は、夜の午後11時から翌朝午前6時まで入浴出来ない。 小さな湯船だったが、こちらの方は熱くて直ぐには入れなかったが、 浸かってみた後はぽかぽかして、体が温もった。

温泉の泉質は「ナトリウム-カルシューム硫酸塩化物温泉」 で透明な温泉だった。 源泉の湯であるが、 加温・循環しているのだそうだ。
続いて次ページで 「晩餐は郷土食・お庚申様料理」を紹介 >>

●源泉名:湯の沢温泉・泉温:58.9度
●泉質:ナトリウム-カルシューム硫酸塩化物温泉(弱アルカリ性性低張性高温泉)・pH=7.55
成分:蒸発残留物=1460mg/kg・(+)Na=252.5mg・Ca=206.6・(-)SO24=530.8・Cl=330.9
●効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、打ち身など
●浴室:男女別内湯各1(本家にあり深夜は入浴不可)&露天風呂各1(24H)
●供給方法:湯量の不足を補うための加水、適正温度に保つための加温、温泉資源の保護と衛生管理のために循環(ろ過)
●外来入浴:露天/9~16時・内湯/11:00~16:00・料金:大人\300・小学生以下\150
・制作:06/11/07
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