秋山郷は旬の芽のもの 山菜が食べられる処
日本橋高島屋で栄村の朝市で
買った摘み立ての山菜(蕗の薹・こごみ・行者大蒜)・撮影:06/06/08
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買った山菜は、蕗の薹(ふきのとう)・こごみと行者大蒜(ぎょうじゃにんにく)だったが、それぞれに蕗味噌・こごみの天ぷら・行者大蒜は味噌を付けて生で食べ、今年初めて食べた芽の旬だったのでことさら美味しかった。
●秋山郷の山菜の豊かさ
はじめて秋山郷に行ったとき、その山菜の豊かさに驚いた。
行った当時の記録をみると
宿の夕食のもてなしは、山菜のオンパレード!!感激す。とある。山や野に生えている植物は、自身で毒を持たないものなら何でも食べられるし、保存食になるという訳だ。
・ウド・タラノメ・ゼンマイ・フキノトウ・ワラビ
・アケビの芽・ヨモギ・ドクダミ・藤の花・桑・マタタビの実
・タケノコ・アサツキ・・・
冬は、外部から孤立しても、食べていける山の幸、古くから受け継がれて生活の知恵で冬も忍んできた事が分かるような気がした。
最初訪れた時は、山道(雑魚川林道)に山ウドが生えていたのだが、 山菜採りは、食べるのに必要な分だけ摘んで、あとは残しておかないと、翌年芽が出てこない。根こそぎ持ち帰る輩もいるので、外部の人には30年前に禁止にしたのだそうだ。
食事は、地でとれた山菜と岩魚の郷土食
夕餉の食卓には地でとれた旬の山菜や川魚が並ぶ |
28年前に泊まった時程の感激は無かったのだが、 今風に牛肉の陶板焼があったりしたものの、食卓を飾ったのは、蕗のキャラブキ、ゼンマイ・タケノコの芽・・・・・などなど名前を聞いたのだが 覚えられなかった。山菜はやはり種類が多く、 地で穫れたものばかり。それに ぞれぞれの食材に適した方法で料理してあるので、どれも美味かった。
宿で養殖している大きな岩魚のお吸いもの |
●名称:秋山郷・屋敷温泉秀清館
●住所:〒949-8321 長野県下水内郡栄村堺屋敷
●電話:0257-67-2166/2174
●宿泊:収容50名 通年営業
●夕食・朝食:いずれもお食事処を利用(部屋食なし)
●料金(一泊二食):8,000~12,000円(サ・消費税 別料金)
●アクセスガイド:
◆列車・バス:津南町・和山温泉バスで1時間、バス停:屋敷下車
◇JR)飯山線森宮野原駅から津南下車、乗り換え
◇JR)越後湯沢駅から南越後観光バス森宮野原駅行きで47分、津南下車乗り換え
◆車:国道117号線+国道405号線経由
◇上信越道・豊田飯山インターから70分
◇関越道・塩沢石打インター(国道353号経由)から 80分
◆車・6月上旬~10月下旬のみ通行可能(冬期閉鎖道路)
◇上信越道中野インターから奥志賀高原を経て秋山林道経由で80分
●地図: 長野県栄村(下水内郡)屋敷周辺地図
《関連サイト》:
・秋山郷へGO!キャンペーン写真集
・今年の初物!秋山郷の旬の山菜を頂く!
・秋山郷の観光情報
・山の湯・秘湯に泊まる
・制作:06/05/28・更新:06/06/01