止まらない物価高。2026年も飲食料品の値上げラッシュが続いており、食費の高騰が家計に与える影響は決して小さくありません。この苦しい状況の中で少しでも出費を抑えるためには、どのような工夫があるのでしょうか。
All About編集部は全国200人を対象に「物価高時代の食費のやりくりや工夫」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、奈良県に住む35歳女性の節約テクを紹介します。
「安いスーパーで、週に1回まとめ買い」
【回答者プロフィール】
・年齢:35歳
・家族構成:既婚(子あり)
・世帯人数:4人
・雇用形態:パート・アルバイト
・職業:販売
・世帯年収:900万円
・貯蓄額:1200万円
物価高の影響を聞くと、「とても感じる」とのことで、1年前と比べて1カ月当たりの食費は4000~5000円ほど増え、現在は約6万円だといいます。特に困っているのはお米です。
「お米は毎日食べるもので、子どもも大好きなので買う頻度を減らすのは難しいから」
では、どのように対応しているのでしょうか。食費を抑えるための工夫は至ってシンプルです。
「基本的に安いスーパーで、週に1回まとめ買いをして、それ以外は立ち寄らないようにしています。買い物をする際に、ある程度の献立も考えておいて、無駄なく使い切れるようにしています」
この工夫で月に2000~3000円ほど節約になるといいます。
さらに活用しているのが「サツマイモ」。比較的安くて腹持ちがよいとのこと。
「おなかが膨れるし、食物繊維も豊富で体にもいいからです」
実際に、サツマイモを使ってどんな料理を作っているのか尋ねると「サツマイモとタマネギのみじん切りをレンジで柔らかくし、そこにおろしニンニクとマヨネーズを加えて混ぜたサラダがお気に入りです。ナッツなどを入れてもおいしいし、子どもにも人気です」と教えてくれました。
食費を切り詰めて不健康になるのは避けたいから
食費を抑える工夫を凝らす一方で、我慢ばかりの節約生活では息が詰まってしまうもの。たまのリフレッシュとしてどのような「プチご褒美」を取り入れているのでしょうか。
「スーパーに売っているスイーツです。そこまで高くはないものの、量などを考えるとつい躊躇(ちゅうちょ)してしまいますが、仕事で疲れているとき、何かおいしいものでリフレッシュしたいときに買います。買うとウキウキするし、その日の家事や育児も頑張れます」
このように、食費を抑えつつも楽しむ時間は忘れない彼女には、「これだけは譲れない」という食費のポリシーがあります。
「食費を切り詰めて不健康になるのは避けたいので、ふるさと納税や家庭菜園なども行って、賢く節約していきたいです」
そして今後目指したい暮らしについては、「無理し過ぎることなく、ちゃんとおいしいものが毎日食べられるような生活を送りたいです」と教えてくれました。
日々の出費を吟味し、食材を上手に使い回しながらも、無理のない範囲でプチご褒美を楽しむ女性。家庭の状況に合わせて、自分に合った節約のペースをつかむことが、物価高を乗り切るための1つのヒントになりそうです。
<調査概要>
物価高時代の食費のやりくりや工夫
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年5月27日
調査対象:全国20~60代の200人(男性:60人、女性:136人、回答しない:4人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






