
物価の上昇が続く中、日々の食費のやりくりに頭を悩ませている人も多いでしょう。この状況下で少しでも出費を抑えるためには、どのような工夫があるのでしょうか。
All About編集部は全国200人を対象に「物価高時代の食費のやりくりや工夫」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、北海道に住む40歳女性の節約テクを紹介します。
できる限り安いスーパーへ行くように
【回答者プロフィール】
・年齢:40歳
・家族構成:既婚(子なし)
・世帯人数:2人
・職業:専業主婦
・世帯年収:430万円
・貯蓄額:10万円
【1カ月の主な支出内訳】
・家賃:6万円(間取り1LDK)
・食費:5万円
・交際費:1万5000円
・電気代:5000円
・ガス代:1万3000円
・水道代:6000円
・通信費:8000円
・車の維持費:4万5000円
・毎月貯蓄に回している額:3000円
物価高の影響を聞くと、「とても感じる」とのことで、1年前と比べて1カ月当たりの食費は4000円から5000円ほど増えたといいます。特に困っているのは卵の値上がりです。
「食卓に欠かせない食材でありながら、以前は安く手に入っていたものが、2倍近い値段になっていることで使いにくい食材となっている」
では、どのように対応しているのでしょうか。食費を抑えるための工夫は至ってシンプルです。
「できる限り安いスーパーへ行くようにしています。ただ、生鮮品などの持ちが悪いことが多いので、こまめに買い物に行かなくてはいけない」
この工夫で月に3000円から4000円ほど節約になるといいます。
さらに活用しているのが「豆腐」。値段がほぼ変わらず安定しているとのこと。
「豆腐は使い勝手がいい。ハンバーグのかさましなどにも使えます」
実際に、豆腐を使ってどんなレシピを作っているのか尋ねると、「豆腐ハンバーグです。料理家の長谷川あかりさんの酒蒸しハンバーグのレシピを参考にして、よく水を切った木綿豆腐をプラスしてかさまししています」と教えてくれました。
気分を変えるために少量買う“プチご褒美”
食費を抑える工夫を凝らす一方で、我慢ばかりの節約生活では息が詰まってしまうもの。たまのリフレッシュとしてどのような「プチご褒美」を取り入れているのでしょうか。
「ブレンド米ではない、好きな銘柄で2kgまたは5kgのお米を買って、炊飯器の“甘み炊きモード”でじっくり炊き上げます。ブレンド米に飽きてきているため、気分を変えるために少量買っています。ご飯の甘味が味わえてうれしいです」
このように、食費を抑えつつも楽しむ時間は忘れない彼女には、「これだけは譲れない」という食費のポリシーがあります。
「夫が体力を使う仕事に携わっているので、質は変えても量は減らさないよう、タンパク質がしっかりととれる食事を心掛けています」
そして今後目指したい暮らしについては、「専業主婦である私が働きに出ることで、収入を増やして貯蓄に回したいです。夫婦2人で慎ましいながらも、楽しく暮らしていきたい」と教えてくれました。
一つひとつの食材選びに手を抜かない女性。食費のやりくりをしつつも、主食であるお米の味も大切にしています。物価高の時代であっても、今できる工夫に向き合うことが大切なのかもしれません。
<調査概要>
物価高時代の食費のやりくりや工夫
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年5月27日
調査対象:全国20~60代の200人(男性:60人、女性:136人、回答しない:4人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






