絶景!古刹光前寺の冬景色
昨年は 12月上旬 たまたま訪れていた時、雪が降り積雪もあったので、冬の光前寺へ冬景色を見に行った。 さすがに人気が無く、音もない静寂の世界があった。冬の光前寺本堂 |
光前寺は、貞観二年(860)開基というから平安時代まで遡るという由緒ある古刹だ。江戸時代には天台宗信濃五山の一つで学問寺として栄えた。境内全体が国の名勝庭園に指定されていて、静寂な環境と風致は長野県随一といわれている名刹なのだ。
光前寺本坊庭園の雪景色 |
本坊客殿奥の庭園は、築山泉水庭園で、前面に池を掘りその奥は自然の傾斜地を築山にみなし巨石を立てて庭景の中心となっている。
庭園を眺める座敷に座り、この名園を眺めると時間を忘れさせる没頭の世界がある。この時期あまり訪れる客も殆どいないのがまたいい。
県宝と霊験早太郎像 |
この寺には、早太郎という霊験ある山犬(オオカミ)の伝説がある。
三重塔には、この早太郎の石像があり、このほかに本堂に木像が、墓も境内にある。
早太郎は、この寺に飼われていて、遠く遠江の国(今の静岡県)磐田市まで狒狒(ヒヒ)退治にいった伝説を残している。
この縁で 駒ヶ根市は磐田市と姉妹都市になっている。 また今年は、戌年に当たり、霊験早太郎伝説七百年祭(平成18年4月1日~11月末日まで)行われるのだそうだ。
三重塔は、長野県の県宝の指定されている文化財である。 ここの雪景色もまたいい景色だった。
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《関連サイト》:
・光前寺
・制作:06/01/07