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「電車で通話禁止は日本だけ!?」まだある……中国人YouTuberが驚いた、日本独自の不思議マナー

マナーモードや写真撮影の許可など、日本人の当たり前は外国人には不思議なルールに見えることも。在日9年目の中国人女性YouTuber・むいむいさんが、日中の接客や公共マナーの決定的な差を紹介! ※サムネイル画像:PIXTA

All About 編集部

日本の公共交通機関はみんな静かすぎる……!? ※画像:PIXTA
日本の公共交通機関はみんな静かすぎる……!? ※画像:PIXTA

電車内での通話禁止など、私たちが当たり前だと思っている日本のマナー。実は世界的に見ると、かなり特殊なルールだということをご存じでしょうか。

在日9年目の中国人YouTuberによる著書『とある中国人のむいむいの「私たちはどうしても日本にムキになる」』は、生粋の中国人視点から日中の文化ギャップをユーモラスに描いた一冊。

今回は本書から一部を抜粋し、車内のマナーモードや丁寧すぎる接客など、外国人が思わず首をかしげる「日本独特のルール」の裏側に迫ります。

目次

交通機関の驚くべき静寂

日本にはたくさんのルールが存在していて、それを守るのが当たり前とされています。だけど海外から見ると、そんな日本はかなり特殊!

しかも外国人から見るとよくわからないルールもたくさんあるんです。

まずは、交通機関で携帯電話をマナーモードにするルール。電車やバスのアナウンスでよく流れてくるけど、最初に聞いたときは本当に不思議でした。周囲への配慮はわかるけど、それをルールにしちゃうのが日本らしい。交通機関がこんなに静かな国って他にないと思います。

それなのに、蕎麦は啜る音を立てるのがお店の人への礼儀って、どういうこと?(笑)

ちなみに中国地方都市の長距離バスの車内なんて、驚くほどうるさいときもありますからね(笑)。大体みんな家に着く前に一報入れるんだけど、そのときの声量がマジで半端じゃない。携帯電話をスピーカーにして「お~~~!! もうすぐ着くよ~!」「今から帰るから~!!」っておじさん、おばさんたちが大声で叫んでるから車内はもはやカオスです。

この前、春節に帰省した際は、「日本のマナーモードが懐かしい……」って思っちゃいました(笑)。でも、日本でも終電が近くなって飲み会帰りの人が増えると、車内が賑やかになってきますよね。それもまた日本らしい光景。

神様レベルの丁寧な接客

それから、日本の接客の丁寧さには本当に驚かされます。「お客様は神様」っていう感覚は中国にもあるけれど、日本はそのレベル感が全く違う。確かに中国でも、高級店なら接客も丁寧です。でも、普通の飲食店やコンビニの接客はもっとゆるいし、店員さんは最低限のことをやるだけ。

でも日本は、どんなお店でも「いらっしゃいませ!」って迎えてくれるし、とにかく丁寧です。特に服屋さんで買い物したあとに、わざわざ店員さんが出入り口までお見送りに来てくれるから、初めてのときはまじ!?って驚きました。「そこまでしなくていいよ~」って恐縮しちゃいます。

撮影許可と権利の意識

ねんねんちゃんが不思議に思ったのは、写真を撮る前に許可をもらうこと。「私の職場では、食べ物の写真でも撮ってもいいですか?ってお客さんが聞いてくる。店内の様子ならわかるけど、食べ物にも許可いるの!?って驚いたよ」

日本は、どこに行っても基本写真は撮影の許可が必要。でも海外だと、注意されるまでずっと勝手に撮り続けます。コンサート会場でも、その差は歴然。海外だと撮影がOKでもNGでもみんな腕を高く伸ばしてバンバン撮影するけど、日本は撮影NGだったらペンライトを振るだけだし、OKなときも、基本、腕は上げず、後ろの人の邪魔にならないように顔の前で撮影するだけ。

多くの人がその暗黙のルールを守っているのがすごいことだなぁと思います。日本は肖像権や著作権にやたらと厳しいから、イベントの写真を掲載するときも観客の顔にモザイクをかけるかどうかって話になったことがあります。中国人だったら「自分の顔にモザイクかけられた……」って凹む人もいそう(笑)。

これは個人的に感動したことですが、東京は本当にトイレが多い!駅なか、ショッピングモール、公衆トイレ……、至るところにお手洗いがあって困ることがありません。そんな街は、世界の大都市でも東京くらいだと思います。しかも、超清潔!!

トイレットペーパーも備え付けがあって、本当にありがたい……。海外は置いてないところがほとんどだし、中国は学校にもトイレットペーパーがないから、学生時代は必ずティッシュ箱を常備していました。

それがなくなって友人に「3枚貸して?」ってお願いしたりすると、「大?」ってニヤニヤしながら聞かれる、みたいな、しょ~もないやりとりをしていたのも、今では懐かしい思い出です(笑)。

逆に中国人が嫌がるのが、冬でも氷入りのお冷が出てくること。中国では、特に女性はお腹を冷やさないように気を使うので、常温が鉄則。瓶ビールも基本冷やしません。

ただしこれは氷を作るにも、ビールを冷やすのにも電気代がかかるからという側面も。みんなやりたくないだけなんですね。最近では、缶ビールを冷やして飲むのが美味しいっていう中国人が増えつつあるみたいです。

むいむいの中国人的ヒント

日本の交通機関の静けさと、著作権、肖像権意識の高さはおそらく、世界一。

著者:むいむい(梅梅)
中国浙江省臨海市出身。職業:中国人。YouTuber、翻訳、通訳、バイリンガルMC、動画クリエイターなど。幼少の頃から、日本のアニメやドラマ、漫画などのコンテンツに触れて育つ。次第に日本語そのものに興味を持ち始め、高校から独学で日本語の勉強を始める。中国国内の大学の芸術学部グラフィック学科に入学。学生時代に日本語能力試験N2、N1を取得。卒業後、北京でAmazon Kindle部門や広告会社、日本国際交流基金など、さまざまな職を経験しながら日本語の勉強を続ける。2018年に来日。東京アナウンス学院に入学。2020年4月YouTubeチャンネル「とある中国人のむいむい」を開設。2026年3月現在、番組登録者数16.2万人。SNS総フォロワー数は18万人を超える。MBTI診断はINFP型。漢字検定準2級、日本語能力試験N1、実用日本語検定SA認定の資格を持つ。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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