長野の観光・旅行/長野のグルメ

旨い戸隠そばは現地で食べなきゃ!

極上の戸隠そば!やはり現地で食べなきゃ!戸隠そばの特徴を知り味わってみるとその魅力に取り憑かれること間違いなし!数ある戸隠の名店の中でもえり抜きのベスト5もあわせて紹介。

執筆者:森 俊二

旨いそばは三たてのそばといいますが、挽きたて・打ち立て・茹でたてと、三拍子揃った旨いそばは、現地に行かないと食べられません。

前編で紹介した、旨いそばの代名詞「霧下そば」が食べられる戸隠そば!
ここでは、
について紹介しましょう。

戸隠そばの特徴とその魅力

ぼっちもりの戸隠そば
戸隠そばは、店によって微妙な違いはありますが、旨い戸隠そばの共通点があります。

玄蕎麦は勿論地元の戸隠産霧下そば
毎日その日の分だけ
挽き・打ち・茹でるのは客の注文を受けてから
※美味しいそばが食べられる店は、お客の注文を受けてから茹でるので、そばが出てくるまで待つ心構えが必要です。
ミネラルをたっぷり含んだ良質の湧き水で
戸隠は夏でも冷たく清らかな水に恵まれているのです。この水で、そばを打ち、ゆで、すすぎ冷ますことで、キリリと引き締まった歯ごたえ美味しい戸隠そばとなるのです。

地元の名産根曲がり竹で編んだざるに、水を切らずに、ぼっちもりにして出されます。

ぼっちもりとは:
元々は神に奉納するときの盛り方だったようですが、そばをひとつまみずつまとめ、馬蹄形に五つに盛り分けた独特な盛り方を云います。箸で取りやすく、食べやすいのが特徴です。

水をすすって食べる戸隠そばですが、これも美味しい水の戸隠ならではの伝統の食べ方なのです。
根曲がり竹とは:
飯綱山に自生する根曲がり竹は、繊維が細く粘り強いため、ざるや籠などの竹細工に打ってつけの素材。この竹細工は、戸隠の伝統工芸品。名人の作ったものは、何十年もの使用に耐えるといわれ、戸隠のそばやさんでは、このざるにそばがもられて客に饗されます。
薬味は、
これまた地元産の辛み大根「ねずみ大根」。辛味がとても強く、水気が少なくそばのつゆが薄くなることはないので、そばの風味をひきたてます。
新そばなら更に云うこと無し。
そば粉を溶いたそば湯
そばを食べ終わった頃合いを見計らってそば湯がでてくれば最高。そばの神髄を最後まで客に味わって頂くという気配りを感じます。

・制作:01/12/02・改版:06/10/11
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます