馬肉の俗称はさくら肉、品質の高い馬肉は、桜の花のようなピンク色をしているところからこう呼ばれています。

伊那の『馬刺し』は赤身。サシでは食べない。大蒜と生姜醤油をつけて口にすると、軟らかいで溶けていく味わいがたまらない!
馬の腸は長いので『おたぐり』呼ばれ、束子で洗い長時間煮込む。酒の肴に最高!
世界で馬肉の消費量は、欧州それもフランスが一番だそうですが、 日本でも、最近、ヘルシーで安全な馬肉に人気が高まってがちょっとしたブームなのだとか。

特に、最近では、馬刺しが、低脂肪・低カロリー・高タンパクなところから、女性の間でも人気が高まっているようです。

馬肉は、信州の郷土食です!

この馬肉ですが、信州では、平安時代の古い昔から、牧が設置され、全国でも有数な馬の生産地として知られてきました。特に江戸時代は、農耕馬として、荷物を運ぶ中馬として、農家には必ず馬小屋があり、家の中でも一番良い場所に設置されたというほどに、馬が大切に飼われてきました。

特に、海のない信州では、年老いた馬は、廃馬として殺され、貴重な動物性タンパク源として余すところなく調理され食されてきました。今でも信州の数多く残る馬頭観音碑は、馬に対する感謝と哀悼の意を込めて建てられたものです。

江戸時代の五街道の一つである中山道は、主として人が通る道として使われていましたが、中山道塩尻の宿から分岐して、善知鳥(うとうとうげ)峠を越えて伊那谷を下り杣路峠を経て、三河国(愛知県)足助を経由して、東海道岡崎の宿に通ずる道は、三州街道(今の国道153号線)と呼ばれ、馬を使って荷駄を運ぶ伝馬の道として使われました。

というようなことで馬肉は、主として南信州伊那地方で盛んに食べられ、肉は、馬刺しや桜鍋として、内臓は煮物(おたぐりと呼ぶ)として使われました。

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・制作:07/09/25