旨いそばは三たてのそばといいますが、挽きたて・打ち立て・茹でたてと、三拍子揃った旨いそばは、現地に行かないと食べられません。

前編で紹介した、旨いそばの代名詞「霧下そば」が食べられる戸隠そば!
ここでは、
について紹介しましょう。

戸隠そばの特徴とその魅力

ぼっちもりの戸隠そば
戸隠そばは、店によって微妙な違いはありますが、旨い戸隠そばの共通点があります。

玄蕎麦は勿論地元の戸隠産霧下そば
毎日その日の分だけ
挽き・打ち・茹でるのは客の注文を受けてから
※美味しいそばが食べられる店は、お客の注文を受けてから茹でるので、そばが出てくるまで待つ心構えが必要です。
ミネラルをたっぷり含んだ良質の湧き水
戸隠は夏でも冷たく清らかな水に恵まれているのです。この水で、そばを打ち、ゆで、すすぎ冷ますことで、キリリと引き締まった歯ごたえ美味しい戸隠そばとなるのです。

地元の名産根曲がり竹で編んだざるに、水を切らずに、ぼっちもりにして出されます。

ぼっちもりとは:
元々は神に奉納するときの盛り方だったようですが、そばをひとつまみずつまとめ、馬蹄形に五つに盛り分けた独特な盛り方を云います。箸で取りやすく、食べやすいのが特徴です。

水をすすって食べる戸隠そばですが、これも美味しい水の戸隠ならではの伝統の食べ方なのです。
根曲がり竹とは:
飯綱山に自生する根曲がり竹は、繊維が細く粘り強いため、ざるや籠などの竹細工に打ってつけの素材。この竹細工は、戸隠の伝統工芸品。名人の作ったものは、何十年もの使用に耐えるといわれ、戸隠のそばやさんでは、このざるにそばがもられて客に饗されます。
薬味は、
これまた地元産の辛み大根「ねずみ大根」。辛味がとても強く、水気が少なくそばのつゆが薄くなることはないので、そばの風味をひきたてます。
新そばなら更に云うこと無し。
そば粉を溶いたそば湯
そばを食べ終わった頃合いを見計らってそば湯がでてくれば最高。そばの神髄を最後まで客に味わって頂くという気配りを感じます。

・制作:01/12/02・改版:06/10/11