
物価高が続いており、2026年7月に値上がりした飲食料品は2500品目を超えました。食費の高騰が家計に与える影響は決して小さくありません。この苦しい状況の中で少しでも出費を抑えるためには、どのような工夫があるのでしょうか。
All About編集部は全国200人を対象に「物価高時代の食費のやりくりや工夫」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、愛知県に住む36歳女性の節約テクを紹介します。
ドレッシングは買わずに、自分で手作り
【回答者プロフィール】
・年齢:36歳
・家族構成:既婚(子あり)
・世帯人数:3人
・職業:飲食業(パート・アルバイト)
・世帯年収:800万円
・貯蓄額:200万円
【1カ月の主な支出内訳】
・家賃:10万円(間取り2LDK)
・食費:5万円
・交際費:1万円
・電気代:9000円
・ガス代:6000円
・水道代:5000円
・通信費:1万5000円
・毎月貯蓄に回している額:1万円
物価高の影響を聞くと、「とても感じる」とのことで、1年前と比べて1カ月当たりの食費は2000円から3000円ほど増えたといいます。特に困っているのはインスタントラーメンや食用油、卵、牛乳です。
「毎日の生活になくてはならないもので、省くことはできない食材だから本当に困っています」
では、どのように対応しているのでしょうか。食費を抑えるための工夫は至ってシンプルです。
「ドレッシングは買わずに、自分で手作りしています。揚げ物の油は何回も使い回しをしていますが、なるべく揚げ物はしないようになりました」
この工夫で月に1000円ほど節約になるといいます。
さらに活用しているのが「糸こんにゃく」。
女性は「パスタやうどんなど麺の代わりにして使用することで節約しています」といいます。
実際に、糸こんにゃくを使ってどんなレシピを作っているのか尋ねると、「野菜や肉を炒めて、お水を入れて少し煮込みながら、その後糸こんにゃくを入れて、しょうゆ、酒、みりん、にんにく、鶏がら酢豚の素で味付けをする」と教えてくれました。
見切り品になって割引となった“プチご褒美”
食費を抑える工夫を凝らす一方で、我慢ばかりの節約生活では息が詰まってしまうもの。たまのリフレッシュとしてどのような「プチご褒美」を取り入れているのでしょうか。
「スーパーに併設しているパン屋さんで、見切り品になって割引となったドーナツ。味がパン屋さんのものなので間違いないし、安く購入できるからです。給料日などにご褒美として購入し、子どもが寝た後に、自分だけのご褒美としてテレビを見ながら食べるのが幸せ」
このように、食費を抑えつつも楽しむ時間は忘れない彼女には、「これだけは譲れない」という食費のポリシーがあります。
「毎日、ブロッコリーとミニトマトを子どもに食べさせること、物価高だけど健康には変えられないから」
そして今後目指したい暮らしについては、「うまく節約しながらやりくりをし、野菜を取り入れ、タンパク質など栄養を損なわないようにして過ごしていきたい」と教えてくれました。
家族の健康を考えつつ、食材の取り入れ方をきっちり考える姿勢こそが、物価高の時代を乗り切るために必要なのかもしれません。
<調査概要>
物価高時代の食費のやりくりや工夫
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年5月27日
調査対象:全国20~60代の200人(男性:60人、女性:136人、回答しない:4人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






