資産運用

新NISAで分配金を非課税に!長期保有で注目したいJ-REIT3選

新NISAのスタート以降、投資信託や高配当株に加えてJ-REITへの関心も高まっています。高い分配金利回りが魅力のJ-REITは、NISA口座を活用することで税負担を抑えながら運用できる可能性があります。今回は長期保有の視点から注目したいJ-REITを紹介します。※サムネイル画像:PIXTA

田代 昌之

田代 昌之

資産運用・ビットコイン ガイド

1979年生まれ、中央大学文学部卒業。新光証券(現みずほ証券)やシティバンク、投資助言会社などでアナリスト業務やコンプライアンス業務を経験したのち、暗号資産交換業者や証券会社の取締役に従事。2026年よりIRコンサルティングを手掛けるU's企画に参画。

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長く持つなら「利回り以外」も見ておきたい

J-REIT(不動産投資信託)を見ると、どうしても分配金利回りに目が行きます。確かに利回りは重要ですが、NISA(少額投資非課税制度)で長く保有することを考えるなら、それだけでは判断できません。

分配金を非課税で受け取りたい(画像:PIXTA)
分配金を非課税で受け取りたい(画像:PIXTA)

保有している不動産の内容はどうか。スポンサー企業はどこか。財務面に無理はないか。こうした点も確認しておきたいところです。

新NISAが始まってからは、「長く持てる銘柄を探したい」という人も増えています。投資信託や高配当株が話題になることは多いものの、J-REITも選択肢の1つです。

特に分配金を重視する投資家にとっては、税金の影響を抑えながら運用できる点は魅力でしょう。だからこそ、利回りだけではなく中身にも目を向けておきたいところです。

今回は長期保有という視点で見たときに参考になる3銘柄を紹介します。利回りは2026年6月5日時点。

野村不動産マスターファンド投資法人<3462>/利回り4.98%

野村不動産マスターファンド投資法人<3462>は、国内最大級の総合型REITです。オフィス、商業施設、物流施設、住宅など幅広い不動産を保有しています。1つの分野に依存しないポートフォリオを持っていることから、日本経済全体へ投資しているような特徴があります。

運用資産規模も大きく、J-REIT市場を代表する銘柄の1つです。長期で保有することを考えるなら、こうした分散された資産構成は安心材料になるかもしれません。

オリックス不動産投資法人<8954>/利回り5.30%

オリックス不動産投資法人<8954>は、オリックスグループをスポンサーとする総合型REITです。オフィスビルだけでなく、ホテルや物流施設、商業施設など幅広い不動産を保有しています。景気回復局面ではホテル需要が追い風になることもあれば、物流施設が収益を支えることもあります。複数の収益源を持つことが同投資法人の強みです。

知名度も高く、REIT初心者でも比較的イメージしやすい銘柄です。長期保有を前提とするNISAとの相性を考える際にも参考になる存在でしょう。

KDX不動産投資法人<8972>/利回り5.38%

KDX不動産投資法人<8972>は、オフィスや住宅、商業施設など幅広い不動産へ投資する総合型REITです。スポンサーは不動産運用大手のケネディクスで、J-REIT市場でも高い知名度を持っています。

特定の分野に偏らず複数の不動産へ投資しているため、景気や市況の変化に対して一定の分散効果が期待できます。REIT投資を始めたばかりの人にとっても分かりやすい総合型REITであり、長期保有を考える際には候補に挙がることが多い銘柄です。

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