伝説大岩魚のいわれの善五郎の滝
乗鞍岳も見える展望台からの善五郎の滝風景 |
豪快に流れ落ちる善五郎の滝 |
◎滝巾:10m
◎道順:
- すずらん橋バス停(駐車場)~滝見台経由片道徒歩10分
- おおまがりの駐車場~白樺・楢の樹林の遊歩道経由片道徒歩10分
滝の展望台は、すずらん橋よりの道ぞいにあります。
すずらん橋から行った場合、滝壺近くに下りる道は展望台の先、
おおまがりの駐車場よりにあります。
この滝は、今から四万三千年前頃、乗鞍火山の高天ヶ原火山帯(2,829m)から流れ出て乗鞍高原を作った番所溶岩の中にできた滝で、何回にもわたって流れ出た溶岩が崖となったところに小大野川が流れて滝になったと考えられています。水の浸食により今でも後退を続けており、下流に見える川の淵は、滝壺の跡だとか。
滝の名の由来は、昔、善五郎という大野川の里に住んでいた樵(きこり)がここで釣りをしてところ、釣り針にかかった大きな岩魚に滝に引きずり込まれ、命からがら逃げ帰った話を里人にしたことによります。
この滝を見るには、まずは展望台へ行ってください。展望台からは、晴れていれば滝の上に乗鞍岳が見える素晴らしい風景を楽しめます。
滝壺の近くに下りる道もあります。ジグザグに下る滝への道を下りた先では、飛沫を上げて豪快に流れ落ちる滝の様子を間近に見られます。
・制作:05/08/06・更新:06/08/07