2026年6月4日から募集開始した個人向け国債・固定5年(第183回債)の金利は「1.86%」です。今回は、個人向け国債・固定5年を100万円購入した場合、半年後に受け取る利息はいくらになるのか解説します。

個人向け国債・固定5年を「金利1.86%」で100万円購入すると、半年後にもらえる利息はいくら?
個人向け国債・固定5年(金利1.86%/年)を100万円購入した場合の6カ月後の利息を計算してみましょう。
【半年後にもらえる利息】
・100万円×1.86%×1/2(半年間であるため)=9300円
実際は、受け取った利息から、税率20.315%分の「1889円」が差し引かれます。税率の内訳は、「所得税および復興特別所得税15.315%と住民税5%」です。
そのため、個人向け国債・固定5年を100万円購入すると、半年後にもらえる税引き後の利息は「9300円-1889円=7411円」となります。
個人向け国債「固定5年」は投資初心者が始めやすい
個人向け国債には「変動10年」「固定5年」「固定3年」の3種類があります。
2026年6月募集分では、固定5年の金利は年1.86%となっており、変動10年(年1.74%)、固定3年(年1.51%)を上回る水準です。固定5年は、購入時に決まった金利が満期まで変わりません。そのため、将来受け取れる利息をあらかじめ把握しやすいという特徴があります。
また、個人向け国債は国が元本と利息の支払いを保証しており、株式や投資信託のような価格変動による元本割れの心配がありません。さらに、個人向け国債は3種類全てに年0.05%の最低金利保証があり、1万円から購入できます。
「値動きのある商品は不安」「まずは安全性を重視したい」という投資初心者にとって、固定5年は選択肢のひとつといえるでしょう。
固定5年は1年たてば中途換金もできる
「5年間お金を引き出せなくなるのでは?」と心配する方もいるかもしれません。
固定5年を含む個人向け国債は、発行から1年が経過すれば、1万円単位で中途換金(売却)できます。換金時には直前2回分の各利子(税引前)相当額に0.79685を乗じた金額が差し引かれますが、元本が減ることはありません。
また、災害救助法が適用された大規模災害で被害を受けた場合や、保有者が亡くなった場合には、1年未満でも換金できる特例が設けられています。
夏のボーナスは計画的に使おう!
固定5年は、金利が満期まで変わらず、元本保証で運用できる個人向け国債です。
そのため、数年後の旅行資金や車の買い替え費用、自宅の修繕費、子どもの進学資金など、「5年後ぐらいに使う予定があるお金」の置き場所として活用しやすいでしょう。
夏のボーナスシーズンを迎え、「一部はしばらくは使わず残しておこう」と思う方もいるかもしれません。個人向け国債は、銀行や証券会社、郵便局など全国の取扱金融機関で購入でき、2026年6月時点では874の金融機関で取扱いがあります。興味のある方は、確認してみるとよいでしょう。







