「そばは信州」と云う程、信州はそばの美味しいところだが、特に安曇野には名店と呼ぶに相応しいそばやさんが点在している。
以前度々訪れていた店が有名になり、バスで団体客が押しかけ、味を落としていたり、人気のそばやだからと聞いて行ってみると、客あしらいが悪い店だったりする事もある。安曇野のそばやには何軒か訪れたことがあるが、おすすめのそばやというとそんなに多くない。
それでもこれはおすすめというそばやは、数軒あるのだが、ここでは『上條』を紹介する事にしよう。
『上條』は、碌山美術館の近くにあるのだが、瀟洒な美術館のような西洋風の店で、そばやとは思えないような店だ。
そばやというと何となくそれらしい雰囲気の佇まいの店が多いのだが、ここは以前はペンションをやっていたのだそうだから、そのお洒落な建物は歩道沿いに立っている看板を見ないと、そばやとはちょっと分からないかもしれない。
ペンションをやめて西洋料理店となってからは、美味しい店として評判で人気の店だったそうだが、店主が今は千曲市になった旧更埴市稲荷山の名店『つる忠』の女将に、同店のスタッフと一緒に弟子入りし一年間修行したあと、平成9年(1997)11月そばやに衣替えしたという店だ。その後ラーメンもメニューに加わり二枚看板を掲げている。
写真も素晴らしいのだが、 料理のメニューも実に多彩で、氏の豊かな感性と食に対する徹底したこだわりとあくなき追求があって、どれも美味しそうで食感を誘うのが嬉しい。
店の入口を入ると、ちょっとしたおみやげの店になっている。その周りの壁に沿って椅子が置かれていて、店が満席の時に座って待てるようになっている。
食事は右手の部屋の10卓程の椅子席で頂く。食事している客をみるとラーメンを頂いている方も多く人気のメニューの一つである事が伺えるが、今回はそば、それも人気のメニュー『天恵』について⇒次ページで紹介しよう。
・制作:05/04/20・更新:05/05/06
以前度々訪れていた店が有名になり、バスで団体客が押しかけ、味を落としていたり、人気のそばやだからと聞いて行ってみると、客あしらいが悪い店だったりする事もある。安曇野のそばやには何軒か訪れたことがあるが、おすすめのそばやというとそんなに多くない。
それでもこれはおすすめというそばやは、数軒あるのだが、ここでは『上條』を紹介する事にしよう。
そば処『上條』は西洋レストランから変身
安曇野穂高町のそば処『上條』 |
そばやというと何となくそれらしい雰囲気の佇まいの店が多いのだが、ここは以前はペンションをやっていたのだそうだから、そのお洒落な建物は歩道沿いに立っている看板を見ないと、そばやとはちょっと分からないかもしれない。
ペンションをやめて西洋料理店となってからは、美味しい店として評判で人気の店だったそうだが、店主が今は千曲市になった旧更埴市稲荷山の名店『つる忠』の女将に、同店のスタッフと一緒に弟子入りし一年間修行したあと、平成9年(1997)11月そばやに衣替えしたという店だ。その後ラーメンもメニューに加わり二枚看板を掲げている。
上條のメニューは実に多彩
店主の上條光水氏は、写真家、エッセイストとしても知られている方で、最近写真集『信州四季の彩り』を出版した。店の二階にはギャラリーがあって、氏の撮影した写真が展示してある。写真も素晴らしいのだが、 料理のメニューも実に多彩で、氏の豊かな感性と食に対する徹底したこだわりとあくなき追求があって、どれも美味しそうで食感を誘うのが嬉しい。
店の入口を入ると、ちょっとしたおみやげの店になっている。その周りの壁に沿って椅子が置かれていて、店が満席の時に座って待てるようになっている。
食事は右手の部屋の10卓程の椅子席で頂く。食事している客をみるとラーメンを頂いている方も多く人気のメニューの一つである事が伺えるが、今回はそば、それも人気のメニュー『天恵』について⇒次ページで紹介しよう。
・制作:05/04/20・更新:05/05/06