安曇野市穂高のそば処上條の「とうじそば」




そばといえば、冬にしか食べられない「とうじそば(投じそば)」がある。
上の写真にある「とうじそば」は、 安曇野市穂高にあるそば処「上條」の冬期限定のそば料理(11月1日~4月中旬)だ。

上條の場合、具は根菜、ねぎ、シイタケ、とり団子だが、 先ず、それらの具を たっぷりと鍋に入れ、だし汁で煮込む。
「打ち立てのそば」と「とうじかご」
別に用意した打ち立てのそばを、竹で編んだ「とうじかご」に入れ、さっと湯がいて、別の器に移し替えて、そこへ鍋の煮汁と具をかけて食べる。

麺は打ち立て!腰が強く、香りもいい!
ざるそばを食べるのと同じ食感!
つゆと具の旨味が食欲をみたし、旨い!

熱いからふうふう吹いて冷まさないと食べれらない。まさに寒い信州ならではの美味しい料理である。

とうじそばは、信州の郷土料理

そもそも、とうじそばは、合併で松本市に編入された野麦峠の周辺の旧奈川村が本場であるが、木曽町の開田(旧開田村)にもあり、いずれも古くから伝わるそばを使った郷土料理だ。 語源は、そばをつゆに浸すことを湯じと言い、「投げる汁」と書いて、「とうじと」と呼んでできたいう。

信州のそばの里では、そばは昔から婚礼や客人をもてなすハレの席で出された料理だったという。このとうじそばもそうで、 大勢で食べられるように大きな鉄の鍋で、茹でて食べたのだそうだ。

因みに、 北信地方によく見られるという郷土料理『鬼かけそば』がある。こちら方も 「投じそば」と似ているが、先にそばを器に盛り、その上に具の入った熱い汁をかけて食べる点が違うという事のようだ。 いずれのそばも、あらかじめ茹でと水洗い(シメ)を済ませた、いわゆる「もりそば」と同様のそばを作ってから、再加熱する点では似ている。

とうじそばが食べられる店・宿

とうじそばは、
本場の松本市奈川のそばや
秘湯の宿 奈川温泉・富喜の湯(0263-79-2014)
松本の市街地にある「割烹そば処野麦路(0263-47-9225)」
木曽町開田でそばやを兼ねた宿「ふもとや(0264-42-3012)」
などで扱っている。 いずれも年中食べられるようだが確かめてない。

そば処「上條」の場所や行き方は、         .
天の恵み『天恵そば』を頂く!」を参考にされたい。 >>

《謝辞》:鬼かけそばのことは、食べた事がないのだが、そば処『上條』のご主人にお聞きし、頂いたメールの一部を引用し紹介させて頂いた。
《関連サイト》:
 ・信州そばについて知るサイト
 ・信州のおすすめのそばの名店情報
 ・投じそばの里 松本市奈川観光情報
 ・安曇野市観光情報

・制作:06/01/28・更新:07/01/25