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自然の宝庫!志賀高原はトレッキング王国(その二) 自然探勝コースを歩く!(2ページ目)

池あり、湿原あり。野鳥の声を聞きながら原生林の中を小径を森林浴!爽やかな湿原の木道を歩きながら花を見つける!変化に富んだ大自然を満喫出来るの中級/一般向けの志賀高原のコースを紹介。

執筆者:森 俊二

森林浴しながら木道を歩く
長池の長い池の縁沿いに行くと、
  • 上の小池:湖畔に茂る白樺が湖面に映え美しい
  • 日影湿原:クロベの林に囲まれてい小さな湿原
が見られます。

林に囲まれた木道を森林浴をしながら更に歩きます。

美しい三角池(標高1630m)
やがて『三角池(みすまいけ)』が右手に見えてきます。

透明で澄んだコバルトブルーの池面と湖畔を取り巻く樹木のコントラスが美しい池です。 地下水が自然に流入している為いつでも青く澄んでいるのだそうです。

三角池から田の原湿原へ行く際にもう一度道路を横断します。左右を見て車が来ないのを確かめ、また林に入ると見事な天然記念物のカラマツがみられます。

田の原湿原の木道を歩く・向こう見えるのは笠ヶ岳(2,075m)
森を抜けると風景は一変し、広くて開放的な湿原が目に飛び込んで来ます。昔は志賀湖底であったという県の天然記念物に指定されている田の原湿原(標高1610m)です。

向こうに笠ヶ岳(2,075m)が見える広い湿原には、初夏の6月には白いワタスゲが一面に咲くのだそうです。緑が美しい中にぽつぽつ花が咲いていて、風も爽やかな心地よい木道を歩きます。

”我が心のノートに描かむ花の名を たしかめつつ行く田の原湿原” 石坂友子
最後に急坂を登り、そこから降りると終点の木戸池です。

終点は木戸池
木戸池(標高1620m・深さ6m)は白樺やダケカンバなど湖面に映る美しい池です。紅葉の時期は特に素晴らしいです。

池には大きな鯉も泳ぎ、麩などの餌をやると寄っています。貸しボートもあり、湖畔にあるホテルには温泉もあります。

《自然観察ガイドと歩く 池めぐりハイキングツアー》:
●志賀高原で一番人気のある池めぐりコース!今年(2004)も6月1日(火)~10月31日(日)の土・日・祝祭日に開催。志賀高原の宿泊者向けのツアー、自然保護センター(0269-34-2133)でも予約出来ます。
●行程は全長10.3km(志賀山経由なし)・所要5時間・標高差約330(急な上りはなし)/起点:硯川(前山リフト・前10:00)・終点:大沼入口(清水口)・池辺巡り対応路線バス
●参加料:大人3,000円・小人2,000円(バス代・リフト代・ガイド料・お弁当・保険料込み)/フロントに前日午後7時前に申し込み■宿泊者以外はそれそれ1,000円増し
◎一泊してゆっくり志賀高原を散策出来る方におすすめのツアーです。
アクセス》:●車:上信越道・信州中野ICから国道292号線で20km●鉄道・バス:JR)長野駅から志賀直通バス長野電鉄線湯中駅下車&路線バス時刻表
《関連サイト》:
 ・山人 志賀高原 The Complete
 ・志賀高原の湿原
 ・自然探索コースは、ガイド記事:東舘山々頂の眺望と花を楽しむ!:やまびこコースと合わせて首都圏から一日でまわれるコースです。

・制作:04/07/30
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