
物価高が続く中、周りはどんなふうに家計を管理しているのか気になる人は少なくないでしょう。
All About編集部は全国10~60代の250人を対象に「物価高で削った支出・譲れない支出」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、愛媛県に住む37歳女性のエピソードを紹介します。
回答者のプロフィール
【愛媛県在住37歳女性世帯、収入状況と1カ月の主な出費内訳】
・家族構成:既婚(子あり)
・雇用形態:パート・アルバイト
・職業:倉庫作業員
・世帯年収:500万円
・貯蓄額:100万円
・家賃(住宅ローン):0円
・間取り:一軒家
・食費:5万円
・交際費:1万5000円
・電気代:8000円
・ガス代:6000円
・水道代:0円
・通信費:7000円
・車の維持にかかる費用:1万3000円(2台分のガソリン代)
・毎月貯蓄に回している額:3万円
以前は買い物をしても1万円でお釣りが出たのに…
物価高によって家計は「とても影響を受けている(生活に支障が出ている)」と回答した女性。「子どもに必要なものからガソリン、調味料、お酒、タバコなど、普段欠かせないものばかり、価格が高騰。以前は買い物をして1万円でお釣りが出るほどで済んでいたのに、今は1万円では全然足りないぐらいになっています」と、その影響度合いを語ります。
そんな中、女性が家計を守るために“真っ先に削った支出”は「食費」だといい、月1500円から3000円ほど出費を抑えることができたそう。
「調味料はブランドのものでなくて、プライベートブランドにしてみたり、お酒はビールを少なくして、ウイスキーを大きなペットボトルでソーダ割りにする。そして、お肉は安い店舗へ買いに行ってまとめ買いをして保存したり、牛乳は豆乳に変更したりして工夫しています」
まず食費から見直した理由は「普段から節約しているものの、『もう少し削れないか?なんとか予算内に収めてみよう』とチャレンジしようと思ったのがきっかけです」とのこと。
その後、家計や暮らしにはどのような変化があったのでしょうか。
「毎日の食事への影響はいい意味で大きく、満足度は高いです。我慢の繰り返しをしたので、時には『牛肉が食べたい!』と言う欲求を抑える事もありましたが、安い食材のもやしを使って、ボリュームを出した料理や豆乳も好評だったので、最終的に楽しんで節約できたと思います」
「家族みんながお菓子が好きなので」
工夫して物価高から家計を防衛している女性ですが、一方で「これだけは譲れない」という支出があるといいます。それは「菓子代」です。「家族みんながお菓子が好きなので、少し価格が高くなってもやめられません」といいます。
「夫も、私も、子ども2人も、みんなお菓子が好きで、家族がそろう時間がなかなか取れないものの、みんなが揃った時に、それぞれが誰かのために買っていたお菓子を用意します。何気ない家族のふれあえる時間なので、減らしたくないなと思います」
最後に、今後も物価高が予想される中、どのような家計や暮らしを目指していきたいか聞きました。
「削れるものは削りたいし、今回物価高で節約して成功しているので、無理のない範囲で続けて行きたいなと思います」
<調査概要>
物価高で削った支出・譲れない支出に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月8日
調査対象:全国10~60代の250人(男性:75人、女性:174人、回答しない:1人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






