雪で閉鎖されていた高原への道路も開通し、信州は一年でもっともさわやかな季節を迎えています。 信州ではカラマツが芽吹きを迎え、日増しに緑が深まっているところです。 右の写真は、立山室堂で雪の大谷ウオークを楽しんだ後、扇沢から大町市街へ戻る道沿いのカラマツが黄金色に輝いている風景ですが、標高が下がるにつれて、カラマツが、未だ冬の枯れ木状態から、芽吹き・若緑・新緑と段々と濃さを増し、まるで春を迎えに行くような気分にになったのを思い出します。 カラマツは、第二次世界大戦で荒廃した信州の山野に盛んに植林されので、森林面積(県総面積の78%)の36%も占めますから、信州をドライブすると、至る所で目にします。 実際、左の写真のように、旧軽井沢にある延々と続く新緑のカラマツ林の道をドライブすると、さわやかさで、すがすがしい気持ちになります。 カラマツに限らず、八千穂高原の白い幹と若い緑の葉のコントラストの美しい白樺林の道、中房温泉へ行く新緑の雑木林に覆われた中房渓谷の道、南アルプス山麓を走る秋葉街道(国道152号線)などなど、五月のこの時期になるとドライブするのに素敵な道が、信州には数多くあります。 私の信泉会(信州の温泉を訪ねる会)でも、春は毎年この時期に開催されているのですが、緑の中にさわやかな空気が漂い、それをいっぱいに吸い込むと、何時も若々しい気分になります。大げさに云えば生きているのを実感する旅で、なかなか良いものです。 忙しくてなかなか出かけられないと思っているあなた!リフレッシュに、さわやか信州のドライブの旅は如何でしょうか。 《関連サイト》: ・信州の山と高原ドライブおすすめコース ・南アルプス山麓ドライブ ・新緑の中房渓谷を往く ・北八ヶ岳山麓ドライブ ・ガイド記事:平成15年度冬季閉鎖道路解除情報 ・ガイド記事:ゆっくり走ろう信濃路を! ・制作:04/05/05 |
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