介護や病気、失業など、さまざまな事情から住民税非課税世帯となる人がいます。実際の暮らしはどのようなものなのでしょうか。All Aboutが実施している「住民税非課税世帯のお金と暮らし」に関するアンケートから、2026年3月25日に回答のあった、関東地方在住、43歳女性の状況を見ていきます。
投稿者プロフィール

ペンネーム:のののん
年齢性別:43歳女性
同居家族構成:本人、夫、長男、次男
居住地域:関東地方
雇用形態:無職
世帯の月の収入:世帯労働収入10万~15万円
現預金:80万円
リスク資産:0円
「出産後で仕事も探せず貯金切り崩し」
住民税非課税世帯になった理由について「5年前に自営業で働いていた住居兼店舗の物件を、オーナーの一方的な意向で移転を余儀なくされた。住居と仕事を一切の補償もなく失い、移転後、現在は生活基盤を作り直している最中。出産後だったこともあり、自分は仕事も探せずに貯金を切り崩しながら今に至る」と説明する、のののんさん。
移転先で営業を続けているものの収入は大きく減った様子で、ひと月当たりの世帯労働収入は「10万~15万円」。一方、支出は「食費3万5000円、住居費7万円、光熱費1万5000円、通信費1万円、保険料1万5000円、日用品費6000円、交通費3000円、返済額2万円、被服費2000円、交際費2000円、雑費3万円で合計20万8000円」ほど。「毎月赤字」だと言い、「貯金の切り崩しと家族からの援助」で賄っていると言います。
現在の暮らしの中で特に負担が大きいと感じているのは「月々の家賃と返済額。冬場の光熱費と突発的に発生する支払い」だそう。
こうした状況の中で、「被服費、外食を減らした。隙間時間にできる在宅ワークも検討中」と語っています。
「悲壮な生活を送っていると思われる」
住民税非課税世帯となり、住民税が非課税になっただけでなく、「国民健康保険料が減額されたこと」は生活する上での大きな助けになっていると言います。
「月々の固定費が下がって気持ち的に楽になった」と制度に支えられている様子がうかがえます。
住民税非課税世帯のイメージについて「悲壮な生活を送っていると思われることも多いけど、フリーランスや個人経営には非課税の方は結構多くいらっしゃる。収入の不安定さは大なり小なりあるが、意外と普通に暮らしていると思う」とのののんさん。
最後に「どんな人であっても絶対の経済的な安定はないと思う。あまり目の前の状況に一喜一憂せずに淡々と今できることを考えてやっていく。子どもたちの成長を喜び、今できる最大の楽しみを見つけるようにしている」とコメントを残していました。
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※住民税が非課税となる基準は自治体や世帯構成などにより異なります
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