
終わりの見えない物価高。食品やガソリン、推しのコンサート代などいろいろなものが値上がりする中、「特にこれはしんどい」と感じるポイントは人それぞれです。All About編集部が実施したアンケートには、実にさまざまな声が寄せられました。
今回はその中から、茨城県に住む37歳女性の「物価高で一番苦しいと感じること」を紹介します。
今は少し買うだけですぐに5000円を超えてしまう
【回答者プロフィール】
・居住地:茨城県
・年齢:37歳
・家族構成:既婚(子あり)
・世帯人数:4人と犬2匹
・雇用形態:パート・アルバイト
・職業:社員食堂の配膳スタッフ
・世帯年収:約650万円
・貯蓄:450万円
女性が物価高で一番苦しいと感じることは「食費」だといいます。
「食費が一番影響を受けていると思います。数年前は買い物かごいっぱいの食材を買っても、6000円くらいで収まっていましたが、今は少し買うだけですぐに5000円を超えてしまっています。お肉は、なるべく国産が好ましいのですが、値段によっては外国産を選ぶようになりました。お菓子も『高いな』と感じたり、中身が少なくなり、品物も小さくなっていると思ったりすることもあります。子どもがいるので、買わざるを得ませんが、物によってはトップバリュなどのお菓子を選ぶ頻度が増えました」
さらに、最近の心境について伺うと、「正直、他の人はみんなお金持ちに見えます。一番感じるのは、コストコへ行った際に、カートいっぱいに買っている人や、スタバを家族全員で飲んでいるのを見ると『いいなあ』と思ってしまいます」と、家計の厳しさを物語るエピソードを語ってくれました。
給料が上がらないと何も変わらない
そんな中、女性はどのように家計を管理しているのでしょうか。生活のやりくりのポイントを聞きました。
「節約術かは分かりませんが、携帯を楽天モバイルに変えたり、保険の見直しをしたりしています。食費はなかなか節約できないので、まとめ買いをして、スーパーに行く頻度を少なくするように心がけています」
知恵を絞って物価高から家計を守っている女性ですが、将来についてはどのように考えているのでしょうか。
「将来の子どもの教育資金が心配だったため、ライフプランナーにアドバイスをもらって生活しています。でも、このまま物価上昇が続くと生活が厳しく、教育資金も貯められず、子どもが行きたい学校に行かせられないかもしれません。いくら授業料が無償化になったところで、給料が上がらないと何も変わらないと思います」
最後に、この苦しい状況を打破するために何が必要だと思うか、国や社会に求めることや、自分自身が現状を変えるために検討していることを聞きました。
「世帯収入を増やすしかないと思っています。今はパートで勤務時間が決まっているので収入が増えません。ダブルワークやフルタイム勤務も考えましたが、下の子がまだ保育園なので気が乗らず……。時間が空いている時に在宅ワークに挑戦し、そして、お金の勉強をして、投資できればと考えています。社会に求めることは、国民の給料を上げることです。物価は上がるが、給料は上がらないでは厳し過ぎます。この先情勢が変わらないと、本当に餓死してしまったりする人が出るかもしれません。給食費が払えない家庭もあるとテレビで見るとつら過ぎます。国民の給料を上げて、もっと子どもに優しい国になってほしいです」
<調査概要>
物価高で一番苦しいと感じることに関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月6日
調査対象:全国10~70代の250人(男性:76人、女性:173人、回答しない:1人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事で紹介している人物のプロフィールなどは、編集部で一部改変している場合があります。






