
新年度になり、新しい職場でメンタルや体調を崩している人は少なくありません。
しかし、実はこのような不調は、長い目で見ると必ずしも悪いことではありません。「自分のあり方」「自分の本心」を見つめるためのいい機会になるからです。
新しい環境で心と体に不調を感じている人が、今すべきことは何でしょうか。
まずは自分を癒し、休むことが大事!
まず理解しておきたいのは、メンタルや体調を崩したということは、「それだけ無理をした」ということ。ここで無理を重ねてしまうと、さらに悪化してしまう恐れがあります。だから、まずは頑張り過ぎた自己を癒し、心と体を休めることが大切です。
また、これを機会に「自分の限界」をきちんと知っておくことも大切です。体力、労力には限界があるので、「頑張ればいい」「努力すればいい」わけではありません。無理をすることは、自分にとってはもちろんのこと、結果的に周りにも迷惑をかけてしまうことになりやすいので、いいことではないのです。
「自分と向き合う時間」を持つ必要性
単に忙しくて無理をしたことで調子を崩してしまっただけなのか、それとも「自分には合わない」という拒否反応が起こっているのかによっても、対策は随分違います。
前者であれば、しっかり休んで心と体を整えればいいのですが、後者の場合は「今後の進む道」を変えた方がいいこともあります。
自分にうそをつけばつくほど、軌道修正しにくくなり、自分自身も消耗し、周りに迷惑をかけてしまう恐れもあるので、今、一度立ち止まることは大事。自己の中で拒否反応が起こっている場合は、「辞める勇気」を持った方がいい場合もあるのです。
「合わない」と分かったときにすべきこと
「自分には合わない」という拒否反応が起こっている場合は、「何が合わないのか」についても、きちんと考えることが大切です。
「新しい環境の人間関係や雰囲気が合わない」なら、環境を変えれば、仕事内容自体は間違っていないことも。逆に、「やっていること自体が合わない」場合は、「自分に合うことは何か」を探す必要性が出てきます。
例えば、外食産業で広報の仕事を始めたとします。同じ外食産業のPRの仕事でも、会社によって出店しているお店の傾向は違うし、雰囲気、社風、やり方も変わってきます。
特に広報の仕事の場合は、自分も「そのお店をいい」と思わないと、上手にPRできないことも出てきます。うそをついているような気持ちになりますしね。
前者のように広報の仕事は好きだけど、人間関係や雰囲気が合わないだけなら、違う企業でまた広報の仕事をしてもいいでしょう。
逆に、広報の仕事そのものが合わない人もいます。広報の仕事は、情報の扱い方、メディアとの関わり方などが重要です。もともとメディア関連の仕事が好きで、情報発信が得意な人にとっては「天職」だと感じることもありますが、そうでない人にとっては、どうしたらバズりやすくなるのかなど、「明確にルール化されていない暗黙の法則」がいろいろとあるので、苦労することもあるでしょう。
中には、そういうテクニックを駆使することが嫌いな人もいます。そういう人は、広報以外の仕事を探した方が幸せになれることも多いでしょう。
これは広報の仕事に限らず、営業、経理、人事、クリエイター職など、さまざまな職種でも言えることです。
「今の仕事が合わない」ことに気づいたときは、具体的に「何が自分に合わないのか」まできちんと分析し、理解することが大切なのです。
「合わない」ことは悪いことではない
誤解しがちなのですが、新しい環境が合わないことは、悪いことではありません。実際に働いてみないと、内部のことまでは分からないですしね。今、「合わないことに気づけたこと」は、長い目で見たら、むしろよかったこと。早めに軌道修正できます。
この機会に「何が合わないのか」をきちんと理解し、次に生かすことが大事なのです。
また、同じ職場に復帰するにしても、焦りは厳禁です。特にメンタルが不調になってしまった人は、無理し過ぎないことも大切。場合によっては、医療やカウンセリングに頼ることも、1つの大切な選択です。
自分を大切にできる人が、人(お客さま)のことも大切にできます。まずはしっかり休んで、自己と向き合って、今後のことについて考えてみてくださいね。







