タイ/タイ北部・チェンマイ

三国が接するチェンライのリゾート(2ページ目)

タイの最北部にあるチェンライは、ラオスとミャンマーに接する山岳エリア。近年オープンした2つのユニークなホテルをご紹介します。ビーチではないけれど、たまには山もいかがですか?

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

インフィニティプールの先には緑、さらにその先に流れる川の向こうはお隣の国

北タイの文化が香るアナンタラ・リゾート・ゴールデン・トライアングル


豊かな緑の先にミャンマーとの国境を望む、300エーカーもの広大なリゾート。ランナー・タイの文化をイメージした黒・金・赤の色づかい、そして少数民族のファブリックを用いるなど、その土地の魅力を伝えるデザインは鬼才ビル・ベンスリーならでは。朝靄のかかるしっとりとした緑やゆったりと流れる川の眺めなど、ビーチリゾートは異なった癒しの世界が待っています。
朝晩のネイチャーウォークやサイクリングなど、自然を満喫できるプログラムも。また、ライステラスの中でのディナーやタイ料理教室など、さまざまな“体験”が用意されています。


愛くるしい象さんたちと触れ合えます

リゾート内にエレファント・キャンプが!


客室には小ワザのように象が置かれています。たとえば、タオルが象の形に、立体的に折ってあったり。実はここ、敷地内にエレファント・キャンプがあり、母親を失った象など13頭が大切に保護されています。キャンプに訪れると、無邪気な子象と触れ合うこともできますし、象の背中に揺られて出かけるピクニックや、象使いになるトレーニングなどのアクティビティも用意されています。乾季にはサンセット時にあわせて子象たちがリゾートへ訪れ、エサを与えたり、タッチすることも。1泊につきUS$1の献金も任意で呼びかけているので、ぜひこの機会に…。


ランナー・タイ様式のリゾートは77室とほどよいサイズ

ロマンティックなスパ体験も、ぜひ


長いシフォンがかかったデイベッドが印象的なスパは5室のトリートメントルームを用意。そのうち3室にはバルコニーにバスタブが置かれ、眺めを楽しめるタイプです。
おすすめのメニューはカルチャー・オブ・アナンタラ。はちみつと砂糖を使ったスクラブ、地元のハーブなどで肌に栄養を届けるラップ、アロマセラピー・マッサージそしてバスがコースになったもの。4ハンド・マッサージも人気が高いそうです。


アナンタラ・リゾート・ゴールデン・トライアングル
Anantara Resort Golden Triangle

TEL+66-5378-4084
客室数:77室
日本での問合わせ先:スモール・ラクシャリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドTEL0120-558-673

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