
物価高が止まらず、家計への影響が続いています。これまで当たり前のように買っていた、食べていたものも値段が上がってしまい、仕方なく我慢せざるを得ない人も多いはず。
All About編集部は全国10~70代を対象に「物価高で我慢していること」に関するアンケートを実施しました。その中からユーザーのリアルな生活実態を紹介します。
物価高になった今、買う必要がない
今回紹介するのは、北海道に住む23歳女性の生活実態です。
【北海道在住、23歳女性の1カ月の出費内訳】
・家族構成:独身(子なし)
・雇用形態:正社員
・職業:航空保安業務
・年収:300万円
・貯蓄:0円
・家賃(住宅ローン):7万円
・間取り:1LDK
・食費:5万円
・交際費:5000円
・電気代:7000~9000円
・ガス代:9000~1万6000円
・水道代:1700円
女性は、物価高によって、以前は当たり前に買っていたものを買い控えたり、完全に買わなくなったりしたものがあるといいます。
「洗濯ビーズです。もともと洗剤と柔軟剤と洗濯ビーズの3つをあわせて使っていたのですが、柔軟剤で香りなどもつくので、物価高になった今、買う必要がないと判断した。追加でビーズを買うお金がもったいないと感じたから」
食費に回したほうがいいと思って
女性はほかにも、物価高の影響で、頻度を減らしたり質を下げたりしたものがあるそう。
「美容室でのカット、カラー、トリートメント、ヘッドスパ代です。総額1万8000円もしていたので、髪に割くお金があるなら、食費に回したほうがいいと思ったため」
物価高で、癒やしとなるものまで奪われている厳しさがうかがえます。
また最近は、本当は食べたいのに、値段を見て泣く泣く棚に戻した切ない経験もあったそうで……。
「夜ご飯を買いにスーパーに行った際、食材、菓子、アイスを買おうと思ったのですが、概算で2000円を超えてしまったので、アイスと菓子は買わずにスーパーを出ました」
美容室にお金をかけられないからこそ
いろいろなことを我慢しなければいけない状況の中、女性は「シャンプー、コンディショナー、洗濯洗剤、柔軟剤、ヘアオイル」代だけは削りたくないといいます。
「匂いに敏感で普段使っているものと違う匂いになるのが嫌だから。ヘアオイルは美容室にお金をかけられない分最低限のケアを自分でしたいと思っているから」
節約をしながら、癒やしとなるものは何とか確保しようと努めている女性。家計にメリハリをつけることが、物価高を乗り越えるのに大切なのかもしれません。
<調査概要>
物価高で我慢していることに関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査期間:2026年2月5~6日
調査対象:全国10~70代の250人(男性:77人、女性:168人、回答しない:4人、その他:1人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






