アメリカの観光・世界遺産(7ページ目)

モニュメントバレー　～ナバホの聖地

アリゾナ州とユタ州の境にあるモニュメントバレー。映画監督ジョンフォードが、数多くの映画で使った場所として有名です。代表的なものは、「駅馬車（1939）」「黄色いリボン（1949）」「荒野の決闘（1946）」など。浸食や風化によって作られたビュートと呼ばれるたくさんの巨大な岩が、大地にそびえています。このエリアは、ナバホ居留区にあり、特にモニュメントバレーはナバホの人たちが昔から聖地として崇めていた場所でもあります。

モニュメントバレーの入場料は1人5ドル。入場料を払えば、バレー内にある約27kmの未舗装道路は自分の車でもドライブ可能。約10か所のビューポイントを見て回ることができます。また、ナバホの人たちが催行しているツアーに参加すると、自分たちの車では入ることのできない奥の方まで連れて行ってくれます。ツアーの料金は時間やコースによって違いますが、40～100ドルが目安。

シーニックドライブの中で最も素晴らしいポイントは、やはりジョンフォードが愛したジョンフォードポイント（写真上）。いくつものビュートを同時に見ることができるここからの眺めは、モニュメントバレーの中で一番ダイナミック。

セドナ　～スピリチュアル＆パワースポット

グランドキャニオン国立公園から2時間、アリゾナ州に位置するセドナは、パワースポットとしてここ数年ほど日本の女性誌を賑わせています。が、残念ながらアクセスはあまり良くなく、ツアーに行くにもなかなか見つけることができません。一般的なのはアリゾナ州フェニックスまで飛行機、そこからシャトルバスを利用するというもの。

セドナには、ボルテックスと呼ばれる地球のパワーが出ている岩が4つあり、それぞれエアポートメサ、ベルロック、カセドラルロック、ボイントンキャニオンと呼ばれています。そんな地球のパワーに魅かれて、たくさんのヒーラーが住んでいるため、様々な占いやヒーリング体験をすることができるのです。

パワースポットのため、セドナに行っただけで不思議な体験をする人も多いとか。しかし、全く何も感じない人がいるのもまた事実。何も起こらなかったからと言って、「せっかく行ったのに……」なんて思わないように。旅をしたこと自体が素晴らしい体験なのですから！

詳細は、「セドナ」をご覧下さい！