スペイン/スペイン基本情報

これで安心!スペイン入国手続き

初めて海外旅行をする際に入国審査って心配ですよね?今回はスペイン入国の流れについてご案内します。

執筆者:大槻 英樹

初めての海外旅行で意外と心配なのが入国審査ですよね?きっと旅慣れている方でも初めは緊張したという方も多いのでは?でも、意外とあっけなく終わってしまう入国審査についてご案内します。

スペイン到着から入国審査

空港
サインに従って進みましょう。
現在、日本からスペインへの直行便はありません。よって他の国を経由して行くことになるのですが、シェンゲン条約(加盟国間の相互の通行自由化と手続きの簡素化を目的に定められた共通滞在協定)加盟国を経由する場合には、条約加盟国で初めに入った国で入国審査を行います。ここでパスポートコントロールを行いますが、私の経験ではパスポートにスタンプを押されたことはほとんどありません。スタンプを楽しみにしている方にとってはちょっと残念かもしれませんね。

また「パスポートコントロールの際にたくさん質問されるのでは……?」と心配される方もいるかと思いますが、実際はパスポートを見せるくらいで、ほとんど質問はされませんので堂々といきましょう!

シェンゲン条約加盟国
スペイン・オーストリア・フランス・ドイツ・イタリア・ベルギー・オランダ・ルクセンブルグ・ポルトガル・ギリシャ・デンマーク・スウェーデン・フィンランド・ノルウェー・アイスランド
(※イギリスとアイルランドは未加盟)

入国後は荷物の受け取りへ

バゲージホール
このように荷物が出てきます。荷物を受け取る際には他の手荷物にご注意を。
無事にスペインに入国したら「Llegada:ジェガーダ(到着)」または「Salida:サリーダ(出口)」、乗り継ぎの場合は「Conexión Vuelos:コネクシオン ブエロス(乗り継ぎ)」の表示の方向へ進みます。次は出発時に預けた手荷物を受け取りです。荷物が出てくるターンテーブルは到着した飛行機の便名ごとに分かれているので、自分が利用した便名を確認してくださいね。もしも自分の荷物が出てこない場合は、利用航空会社のカウンターへ行きましょう。通常1~2日ほどで指定の滞在先へ届けてくれます。

このロストバゲージの際に必要になるのが、チェックイン時に渡されるクレームタグ。航空券に貼られているシールのようなものです。見た目はただのシールですが、立派な役割があるので、くれぐれの自分の荷物を受け取るまでは捨てたりしないでくださいね。

荷物を受け取ったら次は税関審査です。課税対象となるものを持ち込む場合は赤色のゲートを通って手続きを行います。免税枠を超える物やお金を持ち込まない場合は、申告の必要はないので、特に何もしません。

税関申告をしなくても持ち込めるもの
■タバコ……紙巻タバコ200本、葉巻50本、巻タバコ100本、葉タバコ250グラムのいずれか
■香水……香水50cc、オーデコロン250cc
■アルコール……2リットルまで
■カメラ……2台(フィルムはカメラ1台につき10本)

いよいよ到着ロビーへ。この時点で、もうあなたのスペイン旅行は始まっています。日本からの長旅で疲れていると思いますが、ここはスリなどの被害に遭わないためにも、気持ちを引き締めてくださいね。

マドリッドの玄関口 バラハス空港」ではマドリッド・バラハス国際空港到着後の移動についてご案内します。


【関連リンク】
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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