スイス/スイス基本情報

スイスのエリアガイド(4ページ目)

スイスの主要観光エリアを5か所に絞ってご紹介します。大きく山岳リゾート、都市、湖畔のリゾートなどに分かれますが、日本の旅行者にとって特に人気の観光エリアに焦点を当てました。また、スイスはドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語と4つの国語があり、食べ物や建物など、それぞれの言語圏による文化の違いも面白い点です。

和田 憲明

執筆者:和田 憲明

スイスガイド

スイス北部の主な町

ベルンのシンボル、時計塔

ベルンのシンボル、時計塔

国土の大半が山岳地帯のスイスですが、北部は平野部が多く、スイスの主要な町が集まっています。列車や道路の幹線がお互いの町を結び、観光にビジネスにと大勢の人々が行き交い、賑わいを見せています。

チューリッヒ
チューリッヒを流れるリマト川と旧市街

チューリッヒを流れるリマト川と旧市街

スイスで最も人口が多い町チューリッヒは、スイスの経済、金融の中心地。日本からの直行便も乗り入れ、スイスの玄関口となっています。町を貫流するリマト川両岸の旧市街を散策すれば、ローマ時代から栄えてきたこの町の魅力を、肌で感じることができるでしょう。もしチューリッヒでさらに半日ほど時間があれば、ドイツとの国境に近いラインの滝も是非おすすめしたい観光スポットです。

 
ルツェルン
カペル橋と八角塔。背後に見えるのはピラトスの山

カペル橋と八角塔。背後に見えるのはピラトスの山

ルツェルンは、スイス建国ゆかりの古都。今から約700年前、この周辺の3つの州が同盟を結んだのが、スイス建国のはじまりと言われています。中世の雰囲気を今に伝える旧市街、木の屋根が特徴のカペル橋、スイス傭兵の悲しい歴史秘話が残るライオン記念碑など、訪れたい場所がコンパクトにまとまっているのが、旅行者には嬉しい。

ルツェルンで半日ほど時間があれば、周辺の山にも足を伸ばしてみては。世界一急勾配の登山電車で有名なピラトス山、乗ったままキャビンがぐるりと回る「回転ロープウェイ」のティトリス山など、スイスならではのユニークな乗り物も体験してみましょう。

 

ベルン
中世が今に息づくベルンの旧市街

中世が今に息づくベルンの旧市街

スイスの首都、ベルン。中世からの姿を見事に残す美しい旧市街の町並みは、世界文化遺産に登録されています。13世紀の城門につくられた時計塔、そしてひときわ高く聳え立つ大聖堂は必見。ヨーロッパ最長と言われる重厚な石造りのアーケードでのショッピングも楽しみのひとつと言えます。 
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