スイス/スイス基本情報

スイス旅行(基本情報・日本からのアクセス)(4ページ目)

「小さい頃夢だったスイスってどんな国?」スイスの旅の基本情報と、その魅力をご紹介します。日本からのアクセス、気候と服装、通貨と両替、言葉、時差など、スイスの旅の基本情報をまとめました。特にスイスははじめてという方は、ここからまずチェックしましょう。

和田 憲明

執筆者:和田 憲明

スイスガイド

スイスの治安

スイスは一般的に治安の良い国なので、特に危険な地域というのもありません。ただしチューリッヒやジュネーブなど、大きな町のバーが立ち並ぶ歓楽街では、夜間女性のひとり歩きは避けた方がよいでしょう。また、世界各国の人が行き交う空港や大きな駅などでは、スリや置き引きに対する注意も必要。貴重品は必ず身につけて行動しましょう。

スイスのお店の営業時間

チューリッヒの民芸店ハイマートヴェルク (c) Zurich Tourism

チューリッヒの民芸店ハイマートヴェルク (c) Zurich Tourism

ショッピングでは、お店の営業時間が気になるところ。商店の場合、平日のオープンは8時半から9時と、日本と比べて少し早目ですが、18時半にはほとんどの店が閉まってしまいます(多少地域による違いがあり、たとえばチューリッヒでは条例により、20時までの営業が多い)。チューリッヒ以外の大きな町では、週に一度21時まで営業している日(木曜の場合が多い)もあるので、旅のプランニングのご参考にどうぞ。

土曜日もお店は開いていますが、16時までと早めの店じまい。また、月曜の午前中も閉める店が多いのでご注意を。さらに、小さな田舎の村では12~14時の間、閉めるお店も多いです。日曜や祝日に至っては、一部のおみやげ屋を除いて、ほとんどのお店やスーパーマーケットが閉まっているので注意しましょう。

レストランは土日や祝日も営業しているところがほとんどですが、ランチが終わり、ディナーの営業時間が始まるまでの間はクローズしているお店が殆ど。食事の時間を逃さないようにしましょう。

スイスのホテル・宿泊施設

窓辺の花が美しい山荘風のホテル

窓辺の花が美しい山荘風のホテル

スイスでの宿泊はホテルが中心になりますが、ホテルといってもスイスの山岳リゾート地では、山荘風のスタイルが中心。部屋数も20~30と家族経営の小規模なところが多く、ホテルのオーナーたちは毎年訪れる常連客との再会を楽しみに待っています。

スイスのほとんどのホテルは、その設備とサービスに応じて5段階のクラスに分かれ、星の数が付けられています。5つ星が最高級クラスで、1つ星や2つ星のホテルでは設備は簡素になりますが、どこも清潔なのでご安心を。

ホリデー・アパートメントと呼ばれる貸別荘も、近年注目を集めるようになりました。これは、週末から一週間単位で借りるシステムで、ホテルのようなサービスはありませんが、一カ所にじっくり腰を落ち着けながら、そこに住んでいるような感覚でリーズナブルに滞在を楽しむことができます。


ホテル事情はこちらも>>>スイスのホテル

 

スイス料理

チーズフォンデュにはワインが合う

チーズフォンデュにはワインが合う

スイス料理と言えばフォンデュが有名。ひとつの鍋をテーブルの皆でつつく様子は、さながらスイス風鍋料理と言えるでしょう。フォンデュにも、使われる食材によりいくつか種類がありますが、代表的なものは、日本でもお馴染み、チーズフォンデュ。鍋にチーズを白ワインとともに溶かし、角切りにしたパンにからめて食べる素朴な料理です。この他、肉を使ったフォンデュ・ブルギニョンなどがあります。

ラクレットもおすすめのスイス料理。大きな円盤のようなチーズを半分に切り、オーブンで熱してトロトロに溶かして、茹でたジャガイモにからめて食べる料理です。
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