1. オクドンシク「デジコムタン」
最初にご紹介するのは、2025年8月に新大久保に日本初進出したばかりの「オクドンシク」。韓国を代表する人気料理の1つ、コムタンスープの専門店です。韓国では、8年連続「ミシュランガイド・ビブグルマン」に選ばれたほどの名店。韓国国内では平日でも行列になることもあるほどの人気店で、ニューヨーク、ハワイにも公式店舗があります。 看板メニューは、「デジコムタン」並:980円/大:1280円/特大:1580円(全て税込)です。豚ウデ肉と香味野菜をじっくり煮込んだスープが特徴で、豚ウデ肉のスライスがごはんの上に何枚も重なってトッピングされています。味付けは塩のみというシンプルさです。 こだわりは、昆布と塩でとった出汁を炊いたごはんにシェフが何度も注いで、食べる直前まで温めているという点です。
これは韓国の伝統的な「トリョム」という調理法で、ごはんがスープを吸収しやすくなり、うまみと食感が増すのだそうです。ではさっそく、ごはんと共に、クッパスタイルでいただきます! シェフによると、「最初のひと口はスープから」がおすすめの食べ方だそうです。スープの透明度が高いので、これまで食べてきたコムタンスープよりもかなり薄味なのかなと思ったのですが、違っていました。
ひと口飲むと出汁のうまみが凝縮していて、優しい味わいなのにしっかりとしたコクがあり、出汁の奥深さを感じます。
続いてお肉へ。大きくカットされた豚ウデ肉は口の中でほどけるようにやわらかく、油っぽさが少なく、後味スッキリ。スープがしみたごはんと一緒に食べると絶品です。
お好みで、韓国産の発酵唐辛子ペーストをお肉にのせれば、ピリッとして、味変が楽しめます。ただし、ペーストはスープに溶かさず、お肉にのせて味わうのがポイント。シェフのこだわりが詰まったデジコムタンは、ここでしか味わえない一杯です。
■オクドンシク(옥동식)
営業時間:ランチ 11:00~15:00/ディナー 17:00~21:30(火~木、日)、17:00~22:00(金~土)
住所:東京都新宿区大久保2-6-10/ 新大久保駅徒歩12分
2. サウィ食堂「ナッコプセ」
続いて紹介するのは、2025年2月に日本初進出した、ナッコプセの専門店「サウィ食堂」です。韓国では30店舗以上ある人気店で、テレビ番組『アナザースカイ』(日本テレビ系)でも取り上げられたこともある、話題のお店です。 看板メニューの「ナッコプセ」(1人前2180円/注文は2人前から)は、タコ、ホルモン、エビが入った釜山式の鍋のこと。ネギ、セリ、春雨、唐辛子も入っていてボリューム満点。辛さは甘口、普通、辛口から選べます。 食べてみると、具材がぷりぷり! ホルモンもエビもタコも程よい弾力とやわらかさで、具材がフレッシュなことが分かります。うまみと辛味のある味付けが、クセになるおいしさです。食べ進めていくと、「しっかり辛い」ので、辛いもの好きさんにおすすめです。 2人前を注文するとついてくる「目玉焼きごはん」に、ナッコプセを混ぜて食べると絶品です。ごはんとたまごが辛さを和らげてくれるので、食べやすくなります。
さらに、シメには麺やうどんを追加して楽しむのもおすすめです。本場韓国発の名店が誇る、絶品のナッコプセをぜひ味わってみてください。
■サウィ食堂 (사위식당)
営業時間:10:30~23:00(1組90分制)
住所:東京都新宿区大久保1-15-8/新大久保駅徒歩6分
3. ヨアジョン「ヨーグルトアイス」
最後にご紹介するのは、2025年8月にオープンしたフローズンヨーグルトアイスの専門店「ヨアジョン」です。韓国では400店舗以上もあり、韓国のアイドルが食べていることでも話題のお店。日本ではポップアップができるたびに大行列で、こちらは東京で初の常設店舗です。 オーダーの仕方は、おすすめコンボメニューを選ぶか、自分でトッピングを選んでカスタムするか、どちらかの方法です。
カスタムする場合は、ヨーグルトアイスのサイズを選んでからトッピングを3種類まで選びます。シリアルやフルーツ、クッキーにキャンディー、もちやチーズなどバラエティー豊かなトッピングがズラリ! 1番人気は、「ヨアジョンシグネチャーコンボ」1150円(税込)。さっぱりしながらも濃厚なヨーグルトの味わいで、爽やかさがあり、ペロリと食べられるほど軽い仕上がりです。
とろ~り甘いはちみつとの相性も抜群。トッピングを変えれば、また違った味わいが楽しめます。テイクアウト限定で、食べ歩きにぴったり!
■ヨアジョン (요아정)
営業時間:11:00~22:00
住所:東京都新宿区大久保1-16-24/新大久保駅徒歩6分
いかがでしたか。気になるお店があった方は、ぜひ新大久保に足を運んでみてください。