中学受験/中学受験の志望校選び・学校情報

浅野中学校(2ページ目)

「九転十起」「愛と和」を校訓とする浅野中学校。県の愛護林鳥獣保護区にも指定されている校内で生徒はいきいきと学ぶ。学びの特色は、通常の授業を重視し、難関大学への進学を前提として指導して、進度が速い。進学実績もその学びを証明する結果となっている。

野倉 学

執筆者:野倉 学

学習・受験ガイド

 

浅野中学校の大学進学実績

併設高校の大学合格実績として、国公立では東大36名、東工大25名、横浜国大・京都大各6名、一橋大5名、東京医科歯科大3名、防衛医科大2名など。私立では早稲田大153名、慶應義塾大132、名東京理科大84名、明治大45名、上智大30名、中央大28名、立教大25名、芝浦工大5名、東京慈恵医大・聖マリアンナ医大・星薬科大各3名、など(以上2010年度)。

浅野中学校の入試傾向

入試は2月3日。2月1日入試の駒場東邦、逗子開成、2日の聖光学院、栄光学園などとの併願が可能だ。

入試科目は4教科。入試傾向は以下の通り。

■国語
物語と説明文で構成。テーマを与えられ、100字以内で自分の意見をまとめる問題が出る。過去問を使って書く訓練を積んでおくことが大切。ほかの文章問題の難易度はそれほど高くはないが、それだけに高得点を取りたい。

■算数
大問5問と一行問題6問、計算問題2問で構成。計算力、問題把握力ともにスピードが求められる。式や考え方を答えさせる問題もあるので、これも慣れておく必要がある。

■社会
歴史や時事問題などしっかりとした準備が必要。古代史は頻出。時事問題は環境問題や地方自治など、身近な暮らしと結び付けて考えておく必要がある。記述式は漢字で正しく答えられるように。

■理科
生物、地学、物理、化学の4分野から出題。教科書をまんべんなく勉強したうえで科学的思考力を高め、過去問にも慣れておくとよい。スピードも求められる。

浅野中学校の学費

  • 入学手続時納入金 400000円(入学金200000 円、施設費・その他200000円)
  • 年間学費 602100円(授業料420000円、施設費96000円、諸会費・その他86100円)
  • 初年度納入金合計 1002100円

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