先生が何より身近な存在。浅野中学校

「九転十起」「愛と和」を校訓とする浅野中学校。県の愛護林鳥獣保護区にも指定されている校内で生徒はいきいきと学ぶ

「九転十起」「愛と和」を校訓とする浅野中学校。県の愛護林鳥獣保護区にも指定されている校内で生徒はいきいきと学ぶ

男子進学校として揺るぎない地位を保つ浅野中学校。創設は1920年、実業家浅野總一郎によって浅野綜合中学校がつくられた。戦後の学制改革により浅野中学校・浅野高等学校として教育を受け継ぎ、今年2010年創設90年を迎える。

所在地は神奈川県横浜市神奈川区子安台。都会にありながらも広大な敷地の半分は森林で、県の愛護林鳥獣保護区にも指定されている。アクセスがよく自然に恵まれた環境のなかで、生徒たちは生き生きと学んでいる。

「九転十起」「愛と和」を校訓として、充実したカリキュラムと教材によって知性を高め、学校行事や部活によって友人・先輩と豊かな人間関係を築き、感動するこころを養う。先生は学習・生活面とも親身になって根気強く、ときには厳しく指導。常に生徒に身近な存在でいられるよう校舎の各階に小職員室を置き、学年の担任6人が集まっている。休み時間や放課後は扉が開放され、生徒たちは気軽に学習や進路、生活面の相談にやってくる。

難関大学進学を前提として徹底指導

通常の授業を重視し、難関大学への進学を前提として指導する。進度も速く、英語、数学、理科などは中3で高校の学習内容となる。理系志望者が多いため、数学は中学からオリジナルテキストを使用し実力を養成。随時確認テストによって定着度を調べ、追試や補講によって取りこぼしを防ぐ。高1の数学はクラスを2分割してきめ細かく教える。

中1の英語は週6時間、うち1時間はネイティブ教員による授業を実施。中1の国語は週5時間。授業は講読分野と文法分野に分け、それぞれ別の教員が担当。講読分野では現代文だけでなく初歩的な漢文も学んでいく。文法分野では口語文法に加え文語文法も学び、易しい古文を原文のみで読めるレベルにまでもっていく。

総合的な学習の時間では各教科の基本となる国語力の向上をめざす。言葉で自分の考えを伝える力、相手の言葉を理解する力、さらに文章力や読解力などをスピーチや作文などの演習を入れながら学習。

高2からは、進路志望に応じた柔軟性の高いカリキュラムがはじまる。部活も奨励しており参加率も高い。一方で補習や追試、夏期講習などを行い、しっかりと学力を高めていく。