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横浜雙葉中学校(2ページ目)

キリスト教カトリックの女子進学校として人気を集める横浜雙葉中学校。現在、理数系科目を強化し、理工系・医学系への進学に対応している。近年進学実績が伸びており、四谷の雙葉中学校と競り合う状況に。

野倉 学

執筆者:野倉 学

学習・受験ガイド

 

横浜雙葉中学校の大学進学実績

併設高校の大学合格実績として、国公立では東大・東工大・筑波大各2名、東京外語大5名、首都大3名、東京都市大9名、横浜市立大10名など。私立では早稲田大61名、立教大49名、青学大35名、慶應義塾大24名、日本女子大29名、明治大37名、上智18名、東京理科大25名、芝浦工大28名、北里大15名、東京農大7名など(以上2010年度)。近年進学実績が伸びており、四谷の雙葉中学校と競り合う状況となっている。

横浜雙葉中学校の入試傾向

入試は2月1日。2月2日実施の慶應義塾湘南藤沢中等部、湘南白百合、鎌倉女学院などとの併願が可能となっている。

入試科目は4教科。入試傾向は以下の通り。

■国語
随筆、論説、言語に関する問題の3つの構成。選択式、記述式、文中からの抜き出しなどまんべんなく出題。論理的読解力、文章力、言葉の意味、語彙、漢字など広く勉強する必要がある。

■算数
規則を見つける問題、グラフの読み取りなど頻出。式を答えたり、考え方を文章で説明したりする問題があるので、思考力を鍛えておく必要がある。図形も要チェック。

■社会
基礎力に加え、時事問題の知識も要する。2010年度は「水」をテーマとした歴史、地理など総合問題。用語記述は漢字で答えられるように。グラフなど資料の読み取りも出題される。ちなみに2009年度はノーマライゼーションに関する問題が出された。

■理科
4分野から出題。選択式問題が中心。基礎をまんべんなく身につけておきたい。実験をテーマとする出題もあるので、小学校で行った実験や観察と教科書の内容をしっかりと結びつけて理解しておくとよい。

横浜雙葉中学校の学費

  • 入学手続時納入金 500000円(入学金300000 円、施設費200000円)
  • 年間学費 724800円(授業料432000円、施設費192000円、諸会費・その他100800円)
  • 初年度納入金合計 1274800円

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