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話題の「レーザーテレビ」を見た!

AVファンの間で期待されている、三菱電機の「レーザーテレビ」を見てきました!その強烈な色再現性は、今まで肉眼で見た事の無い世界! 画質の評価など、詳しくレポートします!

鴻池 賢三

執筆者:鴻池 賢三

オーディオ・ビジュアルガイド

全く新しい「レーザーテレビ」とは?

現在、薄型テレビと言えば、液晶テレビやプラズマテレビが主力です。 近い将来、有機ELFED(SED)など、異なる発光原理を利用した、より高画質で省電力なテレビの登場も期待されています。

そんな中、マイナーな存在ながら、開発が進められ、マニアの間で噂となっていたのが、「レーザーテレビ」です。

「レーザーテレビ」の基本は、リアプロジェクション方式の映像表示装置ですが、現在、一般的なリアプロジェクション方式のテレビが、高圧水銀ランプを用いているのに対し、「レーザーテレビ」は、レーザー光を用いる点で大きく異なります。

レーザー光を用いるメリットは、画質面だけでなく、抜群の省電力も期待できる点で、これからの大型テレビに相応しい技術と言えるでしょう。

今回の記事では、ガイド鴻池が、CEATEC 2008の会場で、三菱電機が展示した、北米で発売間近の「レーザーテレビ」を実際に体験。 噂の発色、画質などについて、レポートします!

 

三菱電機の「レーザーテレビ」とは?

過去、三菱電機は、北米のリアプロジェクションテレビ市場で、絶大な人気を誇り、大型テレビのブランドとして君臨した時期がありました。 ところが、大型の液晶テレビやプラズマテレビが登場し、低価格化が進むにつれて、薄さ、画質、取扱いの面で難の有るリアプロジェクションテレビは、店頭での存在感が、次第に薄くなって行きました。

三菱電機が、リアプロジェクション方式を応用した「レーザーテレビ」にこだわり、最先端を行く理由をご理解頂けるでしょう。

三菱電機の「レーザーテレビ」は、光の3原色である、RGB(赤/緑/青)のレーザー光を用い、DMD素子(DLP方式)で映像を作り出しています。 レーザー光は、瞬時にON/OFFが可能な為、従来のランプ方式のように、カラーホイールを用いないのも新しいポイントです。

 

次のページでは、実際に見た画質について!

CEATEC2008の展示物の中でも、比較的人気のあったレーザーテレビ。 人々の関心の高さが窺える。
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