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先取り!高画質の新基準「ISF」とは!(3ページ目)

テレビを購入する際、「高画質」を重視する人が多いそうです。 でも、実際、高画質とは「何」でしょうか? アメリカ発の規格「ISF」が世界に広がり、2008年、ついに日本上陸か?!

鴻池 賢三

執筆者:鴻池 賢三

オーディオ・ビジュアルガイド

ISF流の映像調整とは?

映像測定の様子

製品のISF認定と同じく、映像調整技術者に対する「ISF認定」も存在します。 ISF認定技術者による調整サービスは、映画に親しみのあるUSで評価が高く、映像調整がビジネスとして成立している程です。  調整費用は、US$500(日本円で約60,000円)程度~、と安くはありませんが、例えば、50万円もする高価なテレビの画質力を眠らせておくなら、その一割程度の費用を調整に当てて、100%の能力を引き出すほうが「お得」と考えられているようです。

ISFの調整方法(メソッド)については、以下のサイトで詳しく紹介していますので、ご興味の有る方は参照ください。

ISF(Imaging Science Foundation) のメソッドに基づく映像調整手順

 

さいごに

日本ではISFに関する情報が殆ど有りませんが、ISF認定を受けた海外ブランド製品が、日本で購入できるケースが有ります。 有名な所では、映写用のスクリーンの「スチュアート」や「スクリーン・リサーチ」などのブランドが、日本に輸入され、販売されています。 AVケーブルで世界的なブランドの「モンスターケーブル」も、最近ではISF認定全面にアピールしているのが印象的です。

日本では未だまだ無名な「ISF」ですが、世界的にはその信頼性が評価され、拡大を続けています。 まだメーカー名や製品の種類は公開できませんが、今年は、日本企業から、日本市場に向け、「ISF認定」の製品が、いくつか登場する予定です。 「ISF認定」は、真の高画質機器を手入れる上で、大きな目安となるでしょう。 AVファンの皆様は、是非「ISF」に注目してください!

 

■■ ISF 関連リンク ■■ 

ISF流 プロジェクター設置 3つのツボ! (All About オーディオ・ビジュアル)

ISF流に「大人気 HP Mini-Note 2133の画質を分析!」 (All About オーディオ・ビジュアル)

ISF(Imaging Science Foundation) のメソッドに基づく映像調整手順

ISF公式サイト(英語)

ISF認定メーカー一覧(英語)

ISF認定映像調整エンジニア検索(英語)

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