価格が上がる要素は、原料以外にも!
鉄鋼や石油など、主要原料の高騰が売価に与える影響が心配されていますが、テレビの場合は、他にもっと深刻な心配が、いくつか有ります。
・世界的に液晶パネルの需要が高くなり、供給不足による液晶パネルの高騰。
・中国工場の労働者保護、環境の保全によるコスト増で、部品コスト、生産コストが上昇。
・主要原料よりも高価な、希少金属(レアメタル)の争奪戦による高騰。
まとめ ~買い時は?~
先述の通り、少なくとも、2011年頃までは、価格下落基調が続くと考えられます。 今、原料高騰による「値上がり」を心配し、慌てて購入する必要は無いでしょう。
一方、今後は原料高騰の影響も受け、大幅な値下がりが期待できない状況でもあります。 8月の北京オリンピックに向け、続々と新型薄型テレビが登場しますので、この機会に買い換えて、大画面を楽しむのも良いでしょう。
直近では、6月~7月は、北京オリンピック直前のセールと、夏のボーナス商戦時期が重なるので、大幅な値引きが期待できます。
オリンピックに関心が無いなら、オリンピック直後に起こるであろう「在庫一掃セール」を狙うのも、また良いでしょう。