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究極?! 噂のガラス製CD(98,700円)(2ページ目)

1枚98,700円という驚きの値段で話題になったガラスCD。オーディオマニアの間では、噂の絶えない気になる存在です。製品概要に加え、使用感や音質についてレポートします!

鴻池 賢三

執筆者:鴻池 賢三

オーディオ・ビジュアルガイド

ズッシリとした重さ、ひんやりとした手触り

ズッシリとした質感に感動!

まず、手にと取った瞬間に感じるのが、ズッシリとした重さ。 次に、ひんりやりとした手触りや、見た目の美しさなどに気がつきます。

ポリカーボネイト製のCDと比べると、非常に高価なガラス製CDですが、この高級感を体験すると、オーディオマニアなら一枚欲しくなるのではないでしょうか?

尚、「重さ」は、回転のムラを少なくするので、音質面でも有利です。 重すぎてプレーヤーが故障しないか不安になるほどですが、CDの規格上限である33gに設定されていて、心配は無いようです。

また、ディスクを爪ではじくと、クリスタル製のコップのように、透き通った良い音がします。 CDの再生音質には関係なさそうですが、オーディオマニアには喜ばれそうなポイントです。

 

完全な比較試聴が可能! ガラス製CDの音質は?!

特典で付いてくる比較試聴用のポリカ製ディスク。 こちらのCDも、普通のCDとしては良い音質。

ガラス製になった事で、「どのような音が違いが出るのか?」、を試したいのがオーディオマニアですが、その辺りの配慮もなされています。

今回の製品には、同じスタンパー(原盤)から作られたポリカーボネイト製CDも付属しており、比較試聴できるのがミソです。

肝心の音質ですが、やはり精度の高さが音に現るのか、ガラス製は、「クッキリとピントの合った音」に感じました。

映像に例えると、単に硬いのではなく、しっかりと輪郭の有る部分がシャープに描き出されることで、ボケの部分との対比が描き出され、奥行きが再現される感じです。 この効果は、上質な機器であれば、一般的なコンポでも感じる事ができるでしょう。


次のページでは、総評として、ガラス製CDへの期待と、デジタルAVついて・・・

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