ズッシリとした重さ、ひんやりとした手触り
ズッシリとした質感に感動! |
まず、手にと取った瞬間に感じるのが、ズッシリとした重さ。 次に、ひんりやりとした手触りや、見た目の美しさなどに気がつきます。
ポリカーボネイト製のCDと比べると、非常に高価なガラス製CDですが、この高級感を体験すると、オーディオマニアなら一枚欲しくなるのではないでしょうか?
尚、「重さ」は、回転のムラを少なくするので、音質面でも有利です。 重すぎてプレーヤーが故障しないか不安になるほどですが、CDの規格上限である33gに設定されていて、心配は無いようです。
また、ディスクを爪ではじくと、クリスタル製のコップのように、透き通った良い音がします。 CDの再生音質には関係なさそうですが、オーディオマニアには喜ばれそうなポイントです。
完全な比較試聴が可能! ガラス製CDの音質は?!
特典で付いてくる比較試聴用のポリカ製ディスク。 こちらのCDも、普通のCDとしては良い音質。 |
ガラス製になった事で、「どのような音が違いが出るのか?」、を試したいのがオーディオマニアですが、その辺りの配慮もなされています。
今回の製品には、同じスタンパー(原盤)から作られたポリカーボネイト製CDも付属しており、比較試聴できるのがミソです。
肝心の音質ですが、やはり精度の高さが音に現るのか、ガラス製は、「クッキリとピントの合った音」に感じました。
映像に例えると、単に硬いのではなく、しっかりと輪郭の有る部分がシャープに描き出されることで、ボケの部分との対比が描き出され、奥行きが再現される感じです。 この効果は、上質な機器であれば、一般的なコンポでも感じる事ができるでしょう。