手紙の中でよく使う動詞や敬称を見直す

手紙でも敬語は欠くことのできないもの、よく使う動詞や敬称も見直しましょう

手紙でも敬語は欠くことのできないもの、よく使う動詞や敬称も見直しましょう

話し言葉だけでなく、手紙の中で使う敬語もたくさんあります。「会う」を「お会いになる」(尊敬語)、「お目にかかる」(謙譲語)、「言う」を「おっしゃる」(尊敬語)、「申す・申し上る」(謙譲語)というように、尊敬語には「お・ご~になる」語形と、「おっしゃる」のようにそれ自体が尊敬語となる専用の語形があります。

このような動詞以外にも、「家族」を指す場合に、相手側を「御一同様・御家族の皆様」と呼び、自分側を「家族一同・私ども」と表現する、相手側の尊称(尊敬表現)と、自分側の卑称(謙譲表現)なども、手紙の中ではよく用いられます。ほかにも、動詞や敬称の言葉はたくさんありますが、よく使われる一部をあげてみましょう。


動詞の敬語表現 

動詞の敬語表現例

 

その他、「会われる」「読まれる」などの「れる敬語」の種類もありますが、ここでは省きました。

また、「お伺いする」や「お召し上がりになる」などは、「伺う」「召し上がる」自体がそれぞれ謙譲語・尊敬語であるため二重敬語になりますが、これらは一般的に定着している例です。
 

自分側を指すへりくだった呼び方と相手側を指す敬称

敬称例

 

卑称・謙譲表現がないものに関しても、よくある使用例として「夫 」「孫」などのように記しました。また、人・相手の尊称として「尊台」、息子の卑称として「愚息」などの言葉もありますが、ここでは省きました。

「御令室」「御令息」など、「御」がなくともその言葉自体が尊称・尊敬表現であるものもありますが、これらは習慣として頭に「御」を付けた形で用いられるのが一般的です。
 
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