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成功する「壁掛けテレビ」マニュアル(2ページ目)

夢の壁掛けテレビ! 壁掛けTVで後悔しない為の注意点をシンプルにわかりやすく図解。 配線をよりスッキリさせるアイデアも満載。液晶テレビ・薄型テレビを購入予定の方は、是非ご一読を!

鴻池 賢三

執筆者:鴻池 賢三

オーディオ・ビジュアルガイド

失敗しない「壁掛け」の「場所」

液晶の「視野角」に注意:

最新製品では随分改善が進んでいるものの、液晶テレビの場合、上下左右(正面以外)から見ると、映像が見づらくなる性質が有ります。 

一旦「壁かけ」にすると、位置を動かす事は不可能になり、また、上下左右の角度調整も制限されます。

より良い映像で楽しむ為には、まず視聴位置を決め、液晶画面が正面(視聴位置)を向く位置に設置しましょう。

失敗の例:

左図は、部屋を上から見た場合。

部屋の端に設置すると、快適な視聴範囲が狭くなる事に・・・。

将来の模様替えを考えれば、中央付近が無難。

 

外光や照明の映り込みに注意:

外光や照明が映り込むと、映像が見づらくなるばかりでなく、目が疲れる原因にもなります。 

より快適に楽しむ為には、視聴位置を決め、映り込みが最小限に抑えられる場所に設置しましょう。

事前に映り込みを確認する方法としては、設置予定場所に鏡を置き、視聴位置から見てみましょう。 窓や照明が直接見えなければOKです。

失敗の例:

左図は、部屋を上から見た場合。

画面が窓やベランダの対面に有ると、日中は外光が映り込む。

開口部と画面は90度が理想的。

失敗の例:

左図は、部屋を横から見た場合。

見上げる位置に設置すると、天井の照明が映り込む事が多い。

首への負担を少なくする為にも、上下の位置は、出来る限り、視点と同じ高さに。

 

 

生活動線を妨げない:

厚さ10cmの薄型テレビとしても、壁掛け金具の厚みが加わり、実際は20cm程度の突起となります。 ぶつかる危険性に加え、ぶつかってテレビが落下する事故を予防する意味でも、行き来の多い壁面への設置は避けましょう。

設置の様子:

「パナソニック TH-20LX60」の場合、テレビの厚みは約11cm、壁掛け金具の厚みも加わると、突出は約18cmになる。

 

 

 

次のページは、さいごに配線をスッキリさせるアイデアと、壁掛け「ビフォー・アフター」写真です。

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