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「大き過ぎ」&「近づき過ぎ」はNG! 快適「大画面」鑑賞の秘訣!(2ページ目)

「迫力の大画面」は、ホームシアターの醍醐味ですが、「大き過ぎ」&「近づき過ぎ」はNG! 良質な映画館の代名詞「THX規格」より、画面サイズと視聴距離の黄金比率をご紹介! 自動計算フォームも便利デス!

鴻池 賢三

執筆者:鴻池 賢三

オーディオ・ビジュアルガイド

画面(スクリーン)位置(垂直方向)にもご注意を!

THXでは、ホームシアターにおいて、図のように、目の高さの水平ラインから、画面(スクリーン)の中心部までの仰角が15°以内となるよう推奨しています。 15°を超える仰角で長時間視聴した場合、首に負担がかかり、疲れの原因になるとされています。 

仰角が15°以内という基準は、アメリカの映画館業界が研究の結果、1950年代より基準にしている値で、THX認定映画館でも守られています。

THX認定映画館の例: VIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズ

 

画面サイズは「最後」に決める

最初から「50インチプラズマ!」とか、「プロジェクターで100インチ!」などと、画面サイズから決めがちですが、ホームシアターではまず、部屋の広さや形状、音響効果の観点から、リスニングポイントと画面(スクリーン)の位置を決定します。 そして最後に、視聴距離に応じた「適正」な画面(スクリーンサイズ)を決定することで、快適な視聴環境が実現するのです。 

 

THXの推奨値は「絶対」ではない

推奨値と同等に、ご覧になる映像の種類や好みも、考慮すべき重要な要素です。 高精細で動きの少ない風景映像をメインに視聴するなら、少し大きめのサイズで、没入感を得るのも良いでしょう。
THXの推奨値を一度お試しの後、皆さんが「快適」と思われる設定を見つけてください。

 

 

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