ホームシアターにおける「ノイズ音対策」
防音・遮音が整い、部屋が静かになると、気になるのが、シアタールーム内から発せられるノイズ(雑)音です。
映像を投影するプロジェクターを始め、AV機器のほとんどが装備する冷却ファンの音、またエアコンなど、空調機器の風切り音など、ノイズ音の「源」は数多く存在します。
これらの雑音を放置すると、映画や音楽に含まれる小さな音は、ノイズ音に埋もれ、ダイナミック感(SN比)を低下さてしまいますので、出来るだけ排除するのが理想的です。
まずは、ノイズ音の「源」を簡単にチェック!
まず、いまホームシアターやオーディオを楽しんでいらっしゃる部屋で、何が「ノイズ音」なのか、簡単にチェックしてみましょう。
■耳を塞ぐと、「騒音」が分かる
住み慣れた場所で、「ノイズ音」を発見するのは難しいものですが、「耳を塞ぐ」だけで、簡単なチェックが可能です。
耳を指で10秒程度塞いでから、指をはなしてから、耳につく「音」がノイズ音です。
筆者の場合、パソコンの冷却ファンの音が最も良く聞こえます。(ノイズ音)
その他、ホームシアターで聞こえがちなのは、プロジェクターや、AVアンプのファンの音ですが、最近では、プラズマテレビ等も要注意です。
次のページでは、ホームシアターにおける、ノイズ音対策アイデアをご紹介します。