Sky、日本生命、博報堂などが各業界でトップに
IT・ソフトウェア業界ではSkyが1位。2位に日鉄ソリューションズ、3位に日立ソリューションズが続いた。NTTデータ、グーグル、JSOLなども上位に入り、インフラ・SIer・Webサービスと幅広い分野の企業がランクインした。 金融業界では日本生命保険が1位を獲得。大和証券グループ、SMBC日興証券、第一生命保険、三井住友信託銀行が続き、保険・証券大手が上位を占めた。 マスコミ業界では博報堂が首位となった。ソニーミュージックグループ、集英社、読売新聞社、東宝といったメディア、エンターテインメント系企業が上位に並ぶ結果となった。 商社業界は伊藤忠商事が1位。住友商事、三菱商事、三井物産、丸紅と5大商社が続き、総合商社志向の強さが表れた。 自動車・機械・電気機器業界では本田技研工業が1位。2位にソニー、3位にパナソニック グループ、以下セイコーエプソン、トヨタ自動車と続いた。 食品業界では明治グループ(明治・Meiji Seika ファルマ)が首位となった。味の素、ロッテ、アサヒビール、キッコーマンなど、食品・飲料大手が上位に入った。 不動産業界の1位は三井不動産。三菱地所、三井不動産リアルティ、都市再生機構(UR都市機構)、サンケイビルといった企業が続き、大型開発や再開発事業に関心を持つ学生が多いことがうかがえる。 旅客(航空・鉄道)業界では、全日本空輸(ANA)が1位。日本航空(JAL)、東京地下鉄(東京メトロ)、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東海旅客鉄道(JR東海)と続き、航空・鉄道インフラを支える企業が高い人気を得た。総合ランキングの結果は?
ちなみに、総合ランキングではどのような傾向が見られたのか。総合1位は、6年連続で首位を獲得した伊藤忠商事。続く日本生命保険(2位)、大和証券グループ(3位)など、金融業界の大手も上位にランクインしている。旅客(航空・鉄道)業界で1位となった全日本空輸(ANA)は、総合でも4位に入り、安定した人気を示した。また、博報堂(5位)や大日本印刷(6位)などの広告・印刷大手も健闘。さらに、本田技研工業(10位)、富士フイルムグループ(17位)など、日本のものづくりを代表する企業も確かな支持を集めた。
就職活動を控える学生にとって、こうしたデータは業界研究や企業選びの有益な指標となるに違いない。自分の価値観や志向に合ったキャリアを描くための参考として、ぜひ活用してみてほしい。
<参考>
文化放送キャリアパートナーズ 就職情報研究所「2026入社希望者対象 就職活動(前半) 就職ブランドランキング調査」
<調査概要>
調査名:2026入社希望者対象 就職活動(前半) 就職ブランドランキング調査
調査対象:2026年春入社希望の「ブンナビ」会員 (現大学4年生、現大学院2年生)
調査期間:2024年10月1日 ~2025年3月15日
調査方法:文化放送キャリアパートナーズ運営の就職サイト「ブンナビ」上でのWebアンケート
文化放送キャリアパートナーズ主催の就職イベント会場でのアプリアンケート
文化放送キャリアパートナーズ就職雑誌&デジタルブック内QRコードアンケート
※投票者1名が最大5票を有し、志望企業を1位~5位まで選択する形式
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