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「車を手放して気が楽に」 世帯年収1700万円・47歳女性が選んだ物価高時代の暮らし方

インフレが続く中、「以前は当たり前に買っていたのに、最近は手が伸びなくなった……」そんな商品が増えてきたのではないでしょうか。ここではAll Aboutが実施したアンケート調査から、物価高騰の影響で買わなくなったものについて、47歳女性のケースを紹介します。

あるじゃん 編集部

あるじゃん 編集部

1995年に創刊し、2012年に休刊した月刊の投資情報誌『あるじゃん』をルーツに持ち、ファイナンシャルプランナー、税理士、社会保険労務士などマネーの専門家とともに、お金の貯め方・備え方・増やし方をわかりやすく解説するほか、マネー最新トピックス、おトク・節約コラムなど、役立つ情報を発信しています。

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近年、食品や日用品をはじめ、さまざまなものの値上げが続いています。「いつの間にか価格が上がり、買うのをためらうようになった」そんな経験があるのではないでしょうか。

インフレによって、私たちの消費スタイルはどのように変化しているのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、物価高騰の影響で買わなくなったものについて、埼玉県在住47歳女性のケースを具体的に紹介します。

回答者プロフィール

女性
回答者本人:47歳女性
同居家族構成:本人、夫(50歳)、子ども(15歳)
居住地:埼玉県
世帯年収:本人200万円、配偶者1500万円
世帯金融資産:預貯金1000万円、リスク資産3000万円

「自家用車を持つのをやめました」

昨今のインフレで生活に影響があるかとの問いに、「まあまあ影響を受けている」と回答した投稿者。

物価の高騰により買わなくなったものについて尋ねると「車を手放しました」と回答。

「子どもが小さい時はやはり自家用車が便利でしたが、1人で公共交通機関を使えるようになり、駐車場代、ガソリン代、保険、車検など……総合的に考えると、天気の悪い時だけタクシーを拾い、お出かけ時だけレンタカーを借りるほうが経済的だと思いました」とのこと。

「都心の駐車場代とガソリン代、車検代が4分の1になったら」再度購入を考えるそうですが、現時点では「特に不便を感じていません。むしろ、車を保有していた時より簡単にタクシーを使えるので気が楽になりました」とあります。

「数百円単位で農作物が値上げするのは仕方がない」

まだ購入を続けているが、これ以上高くなると困るものは「趣味の習い事代、ネイルサロン代、マッサージやエステ代、化粧品代」だと言い、「1カ月にかかる金額が習い事代は2万円、ネイルサロン代は6000円、マッサージ・エステ代は1万円、化粧品代は1万円を超えたら」利用を控えるつもりだそう。

反対に、値上げしても仕方がないと思えるものについては「米や卵など、政治がらみや感染症で一時的に価格が数百円単位で値上げされた物」とのこと。

「文句を言う人も多いですが、食料自給率の低い日本で、農家さんの所得も維持、アップされないとどんどん廃業されていくと思います」と理解を示します。

「いずれはフルタイム勤務に戻り老後資金を用意したい」

今の生活を続ける上では、目先の値上げよりもむしろ「次の世代がちゃんと生活していける稼ぎ方・働き方をどう身に付けていくのか。教育の質が世界から置いていかれないか」ということに不安を感じているという投稿者。

インフレを機に今後の働き方についても見直したそうで、「子どもに手がかかる今は在宅も多いフリーランスだが、その後はフルタイム勤務に戻り老後資金を用意したい」と言います。

おすすめのインフレ対策は、「収入を確保するため共働きを続けること、年を重ねた時に医療費を抑えるため少し激しめの運動を継続する事、車を手放すこと」だそう。今後は「低リスクな資産運用について」も情報収集してみたいと語られていました。

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