介護や病気、失業など、さまざまな事情から住民税非課税世帯となる人がいます。実際の暮らしはどのようなものなのでしょうか。
All Aboutが実施している「住民税非課税世帯のお金と暮らし」に関するアンケートから、2026年6月21日に回答のあった、九州・沖縄地方在住、74歳女性の状況を見ていきます。
投稿者プロフィール

ペンネーム:やっちゃんバーバさん
年齢・性別:74歳・女性
同居家族構成:本人、夫(79歳)
居住地域:九州・沖縄地方
住居形態:親族など他宅に同居
雇用形態:無職
世帯の月の収入:公的年金約25万円
現預金:50万円
リスク資産:10万円(投資信託)
「夫の扶養に入れば非課税世帯になれると分かり、役所に申請した」
住民税非課税世帯になった経緯について「息子所有の住宅に住んでいるが、住民票を別にして夫の扶養に入れば非課税世帯になれると分かり、役所に申請した。もうすぐ後期高齢者になるし、働くところもなくなって身体もあちこちガタがきているので」と話すやっちゃんバーバさん。
これまで「私は働いていて収入があったが、無理して働く事もなかったかなと思っている。息子の扶養から外れて、夫の扶養に入れば非課税世帯になる事など、誰も教えてくれなかった」と続けます。
現在の世帯収入は「公的年金約25万円」。対する月々の支出は「息子の固定資産税が高いため、住居費として2万円を払っている。食費は酒代や日用品を含めて4万5000円、光熱費2万円、交通費1万円、通信費2万円、保険料は介護保険料を含めて2万円、葬儀積立6000円、積立2万円、小遣い5000円、病院代1万円、そのほか4万7000円で合計22万3000円」ほどかかると回答。
「足るを知るの精神で日々過ごしている。夫が糖尿病なので、食費は抑えられているし、足が不自由なので、遠出や外食もできない。マイナスをプラス思考に捉えて、このまま一病息災で暮らせたらいいと思っている。私は今のところ元気なので息抜きをしながら過ごせたらいいです」と語ります。
「ありがたい制度だと思い、頑張って役所に行きます」
住民税非課税世帯となったことで、特に「国民健康保険料・介護保険料が減額されたこと」「医療費の自己負担割合が下がったこと」は生活する上での大きな助けになっているそう。
「介護保険料が2人とも半分以下になり、もし入院する事になっても掛けている保険で賄えるかもしれないので気持ちが楽になった。令和8年度の年金額が上がったことに加え、介護保険料も下がり、非課税世帯になってから1カ月に手元に残るお金が約1万円増えた。これで給付金が貰えたらうれしい。家電の買い替えなどがあるので」と話します。
住民税非課税世帯についてはさまざまな見方があるものの、「他人に言わなければ分からないし、ありがたい制度だと感謝している。非課税世帯の申告は毎年しないといけないらしいですが、頑張って役所に行きます」とやっちゃんバーバさん。
今の暮らしの中で大切にしていることについては「家計簿をつけて予算を立てる事で余裕ができ、将来に不安がなくなった。人と比べず、ないものねだりはしない。日々、感謝をして過ごせば、それなりの生活はできると思う」とコメントを残していました。
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