北海道の旅館で、自然の息づかいを体感しよう

チミケップ湖
原始の自然が息づく森と湖のサンクチュアリ、「チミケップ湖」(津別町)
北海道といえば、何はともあれ、「北海道らしい」宿に泊まって欲しいと思います。同じタイプの宿に泊まり続けるのが一番面白くありません。二度目ならメジャー観光地以外から選んでみるのもコツです。少しだけツアーパンフレットから外れると、そこは静かな大自然。そんな旅におすすめな、ちょっとリッチな宿とリーズナブルな宿をご紹介します。ただし、どこも夏(6~8月)に予約が集中します。訪問季節を少しずらすことができれば、もっと静かな北海道を楽しめることでしょう。

大人同士で楽しみたい時には ちょっとリッチな隠れ宿

■ チミケップホテル(津別町)
幻の魚「イトウ」も棲むと言われる秘密の湖に泊まる

「北海道のとっておきの場所」を教えて、と頼まれた時、その人が自然を愛する人ならば、迷わず「チミケップ湖」を教えます。泊まるのは、原始のままの小さな山上湖、チミケップ湖畔に佇む「秘密の隠れ家」。満天の星降る森の一泊は、きっと思い出に残ることでしょう。

チミケップホテル
住所:北海道網走郡津別町字沼沢207
TEL:01527-7-2121
料金:1万5750円~(1泊朝食付+夕食は8,400円、オフ期は同額で2食付)
IN/OUT:15:00/10:00(冬期間は10:30)
アクセス:公共交通機関なし、北見駅からタクシーで35分

■ あかん鶴雅別荘 鄙の座(阿寒湖温泉)
全室露天風呂付き、湖畔の迎賓館

一方、北海道を代表するラグジュアリー旅館なら、阿寒湖畔へ。「鄙の座」の静かな湖の景色と、全室スイートタイプの広い部屋、しっかりした設備、テーマ性のある食事はどなたも満足できると思います。「一泊ではもったいない」と必ずや感じることでしょう。

あかん鶴雅別荘 鄙の座
住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉2-8-1
TEL:0154-67-3050
料金:2万5200円~(1泊2食付、1名当り)
IN/OUT:14:00~19:00/11:00
アクセス:釧路駅からバス2時間、阿寒湖畔バスセンターから送迎車(要予約)

■ 三余庵(十勝川温泉)
雄大な十勝平野の極上泉の宿

北海道でも有数の個性的な温泉(植物性モール泉)が湧く、帯広市郊外の十勝川温泉「三余庵」もおすすめの一軒。北海道のデザイナーズ旅館のさきがけとしてオープン。長年の旅館業の実績がある宿なので、板に付いたサービスには定評があります。薄茶色の極上にごり湯をぜひ体感してきてください。

三余庵
住所:北海道河東郡音更町十勝川温泉
TEL:0155-32-6211
料金:約3万円~(1泊2食付 、季節・内容により変動)
IN/OUT:15:00/11:00
アクセス:帯広駅からバスで30分、第一ホテル下車。帯広駅から送迎あり(要予約)

■ 銀鱗荘(小樽平磯温泉)
小樽の高台に堂々と立つニシン御殿

北海道らしさといえば、「浜」を代表するこの宿を忘れるわけにはいきません。ニシン漁が盛んだったころを彷彿させるニシン御殿「銀鱗荘」。近年、館内が改装され、快適に宿泊できるようになりました。道内で宿泊料金が最も高い宿の一軒ですが、他では味わえない魅力があります。

銀鱗荘(冬季は休業)
住所:北海道小樽市桜1-1
TEL:0134-54-7010
料金:約4万2150円~(1泊2食付料金、1名当り)
IN/OUT:15:00/10:00
アクセス:タクシーで小樽駅より10分、小樽築港駅より4分

■ マッカリーナ(真狩村)
トップレディにも評価されるオーベルジュ

北海道を代表するオーベルジュなら、誰もが認める、羊蹄山麓の「マッカリーナ」。みずみずしい地元野菜などの食材を使ったフレンチは、洞爺湖サミットでも好評でした。レストランのかたわらに小さな宿泊棟。宿泊者しか味わえない朝食をお楽しみに。

マッカリーナ
住所:北海道虻田郡真狩村字緑岡172-3
TEL:0136-48-2100
料金:3万6750円~(1泊2食付料金、1名当り、サービス料別)
※予約は14日前まで、幼児(小学生未満)のディナーは不可。
IN/OUT:15:00/12:00
アクセス:レンタカー等の車が便利、札幌駅からバスならルスツリゾートで倶知安行きに乗り換え真狩下車

■ 温泉旅館 銀婚湯(八雲町)
全国から道内から、温泉好き夫婦が集まる宿

全国から結婚25年目の銀婚式を迎える夫婦の記念宿泊が多い温泉宿が道南にあります。道内外の温泉ファンにも人気の高い一軒宿、「銀婚湯」。湯めぐりの後の雑木林の散歩は爽快そのもの。素朴で感じのよいサービスも人気の秘訣です。子供が巣立つころの気兼ねない夫婦旅行には必ず訪れたい宿の一軒です。

温泉旅館 銀婚湯
住所:北海道二海郡八雲町上ノ湯199
TEL:0137-67-3111
料金:約1万650円~(1泊2食付料金、1名当り)
IN/OUT:13:00/11:00
アクセス:函館本線落部駅から送迎車(要予約)


このほか、デザイナーズ系では、小樽の「蔵群」(くらむれ)と同じデザイナーが手がけた、江差の「群来」(くき)(2010年6月開業)も、道南初の「お籠もり系」という点で注目していたいと思います。